■水道事業体等における国際活動の紹介(平成22年度)
札幌市水道局
【分類】JICA集団研修
【名称】平成22年度 水道技術者
【概要】
札幌市水道局は、平成4年から国際都市札幌としての役割を果たすとともに、新しい考え方を取り入れながら水道事業を運営していくことが出来る人材の育成のために本研修を行っている。
主催機関:JICA
実施機関:札幌市水道局
実施期間:2010年7月5日〜9月17日
主な実施都市:札幌市
参加機関・人数:
ブラジル Investment Department, Companhia de Saneamento do Parana - SANEPAR (1名)
ブラジル Operational Department, Companhia de Saneamento do Parana - SANEPAR (1名)
イラク General Directorate of Water and Sewage Ministry of Municipality & Tourism (1名)
ジャマイカ Rural Water Supply Ltd., Ministry of Water & Housing (1名)
ジャマイカ National Water Commission Ministry of Water & Housing (1名)
ペルー General Office of Budget and Plan, Ministry of Housing, Construction and Sanitation (1名)
シエラレオネ Water Supply Division,Ministry of Energy and Water Resources (1名)
ジンバブエ Water Resources Department, Ministry of Water Resources Development & Management (1名)
(合計:8名)
実施目的:
研修員が、本邦研修を通じて水道全般に関わる基礎的知識及びその実践方法を学習した上で、自国の課題改善方法を提案する。また、同アクションプランは帰国後実践し、その経過報告を6ヶ月以内にJICAに対して行う。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
管路の維持管理
給配水管工事現場見学
配水管の配管と漏水修理
浄水場の総合運転
漏水防止対策
漏水探知実習
水生生物による水質判定
膜処理施設見学
井戸の掘削技術
その他
札幌市水道局
【分類】JICA地域別研修
【名称】平成22年度 寒冷地上水道技術 コーサカス・東アジア 寒冷地水道
【概要】
札幌市は、北緯43°に位置し、日本で最も北に位置する大都市であり、気象は積雪寒冷を特徴としている。札幌市水道局は、この気象条件下で、氷点下での水処理・水道管の凍結問題等の寒冷地特有の諸問題を克服し、快適な市民生活を支えていくための様々なノウハウを蓄積してきている。札幌市水道局の有する一連の水道技術を慢性的な水不足に悩む寒冷地の途上国の発展に役立てるため、2005年度よりロシア語での寒冷地水道コースを開始した。
主催機関:JICA
実施機関:札幌市水道局
実施期間:2011年1月17日〜3月4日
主な実施都市:札幌市
参加機関・人数:
アルメニア Internal Audit Devision, Armenian Water and Sewerage, CJSC (1名)
アルメニア Technical Department,NOR AKUNQ, CJSC (1名)
モンゴル Water Supply and Sewerage Authority of Ulaanbaatar (1名)
タジキスタン Unitary Enterprise of Water of Dzhirgatal Area, Ministry of Land and Water Resources (1名)
タジキスタン GornoBadakhshon Regional Governance of Melioration and Water Resourses (1名)
タジキスタン WUA Disision, Ministry of Water Resources and Land Reclamation (1名)
(合計:6名)
実施目的:
寒冷地にある発展途上国の水道人材育成。水源・取水施設・浄水施設・配水施設・給水設備などの水道全般に関る基礎知識に加え、寒冷地における水道の計画、設計、施工、運転、維持管理に係わる技術を習得する。研修終了時には、自国の改善方法についてアクションプランを作成する。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
寒冷地向け浄水場等施設の設計
管路の維持管理
寒冷地の給水装置
漏水防止対策
膜処理技術施設見学
ジャーテスト
浄水場の総合運転
井戸の掘削技術
オゾン処理施設
その他
札幌市水道局
【分類】友好都市交流
【名称】平成22年度 札幌市水道局と瀋陽(しんよう)市水務集団有限公司との技術交流
【概要】
札幌市と瀋陽市の友好都市締結十周年を契機として1990年に締結した「友好合作協議書」に基づいて、札幌市水道局と瀋陽市の水務集団(水道事業体)とが隔年で互いの都市を訪問し合うことにより、水道事業に関する情報交換を主とした技術交流を実施している。
主催機関:札幌市
実施機関:札幌市水道局
実施期間:2010年8月29日〜9月2日
主な実施都市:瀋陽市
参加機関・人数:
瀋陽市 瀋陽(しんよう)市水務集団有限公司 (16名)
札幌市 札幌市水道局 (4名)
(合計:20名)
実施目的:
交流希望テーマとして示された水質処理、管路の維持管理等について、本市からの事業説明や施設案内等での情報提供により、瀋陽市の水道事業運営の技術向上に寄与する。
実施形態:瀋陽市で講義・見学を実施
実施内容:
配水管材料の管理体制
給配水管の更新計画
ブロック配水整備計画
札幌市と瀋陽市の友好都市提携30周年記念セレモニーへの参加。
東京都水道局
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成22年度 バンコク上水道整備事業附帯技術支援
【概要】
2008年11月、我が国に対して、浄水場の拡張と配水本管布設を主な目的とした「第八次バンコク上水道整備事業」の有償資金協力が要請された。しかし、本件の案件調査において水損失率の削減により今回施設拡張と同等レベルの効果が得られることが分かり漏水削減が急務であることが示された。また、MWAとの協議で、本有償資金協力をより有効なものとするためには、漏水対策の他にも配水管理、管路設計、浄水処理等の分野についても支援する必要があることが分かった。そこでJICAと協力し、無収水対策については東京都水道局、配水管理は名古屋市上下水道局、浄水・送水は大阪府水道部がそれぞれ担当し技術支援を行うこととなった。
事業名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援(漏水防止技術)
主催機関:JICA
実施機関:東京都水道局
実施目的:
漏水防止に関する技術向上のため。
業務名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援 -調査団派遣-
実施期間:2010年8月1日〜8月7日
主な実施都市:バンコク市
参加機関・人数:
東京都 東京都水道局 (2名)
(合計:2名)
実施形態:バンコク首都圏で調査・講習を実施
実施内容:
漏水防止状況の調査
業務名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援 -本邦研修-
実施期間:2011年1月24日〜2月4日
主な実施都市:東京都
参加機関・人数:
タイ Metropolitan Waterworks Authority, MWA (10名)
(合計:10名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
漏水防止に関する技術・ノウハウ等の研修
東京都水道局
【分類】JICA国別研修
【名称】平成22年度 南アフリカ共和国上水道
【概要】
独立行政法人国際協力機構が実施する南アフリカ国向け研修について、世界でも有数の技術力をもつ水道事業体として担うべき国際貢献の一環として、事前調査への参加、研修プログラムの策定及び研修実施などの協力を行った。
主催機関:JICA
実施機関:東京都水道局
実施期間:2011年2月14日〜2月25日
主な実施都市:東京都
参加機関・人数:
南アフリカ共和国 Department of Water Affairs (2名)
南アフリカ共和国 Kouga Municipality (1名)
南アフリカ共和国 Ikwezi Local Municipality (1名)
南アフリカ共和国 Camdeboo Municipality (1名)
南アフリカ共和国 Baviaans Municipality (1名)
南アフリカ共和国 Cacadu District Municipality (1名)
南アフリカ共和国 Alfred Nzo District Municipality (1名)
南アフリカ共和国 Amathole District Municipality (1名)
(合計:9名)
実施目的:
浄水管理について研修生を受け入れ、研修の実施によって水道技術の能力向上を図る。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
水源管理及びダム管理
浄水処理実習
機械・電気設備
浄水場等視察
料金体系
その他
東京都水道局
【分類】事業体の独自研修
【名称】平成22年度 アジア水道事業体人材育成ネットワーク (第3回会議)
【概要】
アジア諸都市の水道事業体がメンバーとなり、それぞれが抱える人材育成や研修手法などに関する課題の情報交換を通じて、お互いの水道事業のレベルアップに寄与しようとする取組み。
メンバーは、東京都水道局、ソウル市上水道事業本部(韓国)、K-Water(韓国)、台北自来水事業所(台湾)、バンコク首都圏水道公社(タイ)、 ベトナム建設省第2建設大学校(ベトナム)である。
なお、平成22年度の会議においては、台湾から、台北自來水事業所のほかに、台湾自來水公司及び金門縣自來水廠が参加した。
主催機関:東京都水道局
実施機関:台北自來水事業所
実施期間:2010年12月1日〜12月3日
主な実施都市:台湾 台北市
参加機関・人数:
韓国 Office of Waterworks, Seoul Metropolitan Government (2名)
韓国 Korea Water Resources Corporation (2名)
台湾 Taipei Water Department (19名)
台湾 Taiwan Water Corporation (7名)
台湾 Kinmen Water Works (2名)
東京都 東京都水道局 (3名)
(合計:35名)
実施目的:
アジア諸都市の水道事業体がメンバーとなり、それぞれが抱える人材育成や研修手法などに関する課題の情報交換を通じて、お互いの水道事業のレベルアップに寄与しようとする取組み。
実施形態:台北市でセミナー・視察を実施
実施内容:
プレゼンテーション
ミーティング
プレゼンに関する質疑応答、意見交換等
視察
横浜市水道局
【分類】JICA集団研修
【名称】平成22年度 都市上水道技術者養成
【概要】
2008年5月に横浜で開催された第4回アフリカ開発会議を契機に、横浜市水道局は独立行政法人国際協力機構(JICA)と協力して、アフリカ諸国を対象とした水道分野の研修員受入を3か年の予定で実施し、アフリカの国々の水道を取り巻く環境の向上に貢献している。
主催機関:JICA
実施機関:横浜市水道局
実施期間:2010年10月4日〜10月22日
主な実施都市:横浜市
参加機関・人数:
エジプト National Organization for Potable Water and Sanitary Drainage (2名)
エチオピア Addis Ababa Water and Sewerage Authority (1名)
ケニア Ministry of Water and Irrigation (1名)
ケニア Narok Water and Sewerage Company (1名)
マラウイ Lilongwe Water Board (1名)
サントメ・プリンシペ EMAE - Water and Electricity Company (1名)
スーダン Public Water Corporation (1名)
スーダン Ministry of Irrigation and Water Resources (1名)
(合計:9名)
実施目的:
総合的な視点での水道事業運営の必要性、および同視点に基づく具体的改善方法について、組織内の技術者等関係者へ共有・普及する。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
取水・貯水・導送配水施設視察
水質管理
漏水防止対策と漏水探査実習
浄水処理
水源保全
水利権・水道計画・水需要予測
配水管理
給水装置維持管理
水道メータ管理
その他
横浜市水道局
【分類】JICA地域別研修
【名称】平成22年度 中央アジア地域 中小規模都市給水
【概要】
横浜市水道局では、独立行政法人国際協力機構(JICA)と協力して、2006年度から5年計画で中央アジアの国々から研修員を迎え、水道事業の改善に協力している。
主催機関:JICA
実施機関:横浜ウォーター株式会社・横浜市水道局
実施期間:2010年11月17日〜12月15日
主な実施都市:横浜市
参加機関・人数:
カザフスタン Ministry of Agriculture (2名)
キルギスタン Osh Municipal Enterprise "Oshgorvodokanal" (1名)
キルギスタン Municipal Enterprise "Vodokanal" in Cholponata (1名)
タジキスタン State Unitary Enterprise, Drinking Water Suply Operation -Construction Zone in Jalaluddin Rumi District, Khatlon Oblast (1名)
タジキスタン Kulyab City Associated Enterprise of Water Supply and Sewage (1名)
タジキスタン Dushanbe City Administration (1名)
タジキスタン State Department of Water of Dangara District, Khatlon Oblast (1名)
ウズベキスタン Tashkent Region Department of Operation for Interregional Water Supply System, Agency "Uzkommunkhizmat" (2名)
ウズベキスタン Department of Operation for Tayamuyun-Nukus Interregional Water Supply System (1名)
(合計:11名)
実施目的:
日本の水道事業の概略、水道経営のあり方、施設の維持管理等についての紹介をもとに、参加者それぞれの専門に応じた改善計画を策定し、帰国後の活動に資する。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
取水・貯水・導送配水施設視察
漏水防止対策と漏水探査実習
水源保全
水利権・水道計画
水需要予測
水道経営・水道料金徴収
水安全計画
その他
横浜市水道局
【分類】JICA課題別研修
【名称】平成22年度 アジア地域上水道事業経営・人材育成セミナー
【概要】
2010年1月に、横浜市と独立行政法人国際協力機構(JICA)共催で開催された、アジア地域上水道事業幹部フォーラムのフォローアップとして、横浜市水道局は独立行政法人国際協力機構(JICA)と協力して、水道事業の健全経営のための知識の習得と、お互いの経験やアイデアの共有を図るための研修を実施し、日本のODA等で協力した水道事業体の経営能力向上に貢献している。
主催機関:JICA
実施機関:横浜ウォーター株式会社・横浜市水道局
実施期間:2011年1月17日〜1月28日
主な実施都市:横浜市
参加機関・人数:
カンボジア Ministry of Industry, Mines and Energy (1名)
カンボジア Siem Reap Water Supply Authority (1名)
インドネシア Jakarta Water Supply Regulatory Body (1名)
インドネシア Surya Sembada Surabaya Water Supply Enterprise (1名)
ラオス Ministry of Public Works and Transport (1名)
ラオス Vientiane Capital Water Supply State Enterprise (1名)
ラオス Vientiane Capital Water Supply Company (1名)
フィリピン Metropolitan Cebu Water District (2名)
フィリピン Metropolitan Waterworks and Sewerage System (1名)
タイ Provincial Waterworks Authority (2名)
ベトナム Ministry of Construction (1名)
(合計:13名)
実施目的:
事業経営を健全化する知識、情報、手法を学び合い、個々の国、事業体での水道事業経営改善に反映する。
実施形態:日本国内で講義・公開パネルディスカッション・見学等を実施
実施内容:
アジア地域上水道事業幹部フォーラムの振返り
水道事業向上への水資源管理
人材育成
持続可能な水道事業経営
顧客サービス改善に向けた取り組み
その他
横浜市水道局
【分類】CITYNET(シティネット)連携
【名称】平成22年度 海外研修員受入
【概要】
横浜市水道局は、水道創設100周年の1987年から海外研修員を受け入れ、アジアをはじめとする国々の水道事業の向上に貢献してきた。その一環として、1999年からはシティネット(アジア太平洋都市間協力ネットワーク)と連携し、研修員を受け入れている。
主催機関:横浜市水道局・シティネット(アジア太平洋都市間協力ネットワーク)
実施機関:横浜市水道局・シティネット(アジア太平洋都市間協力ネットワーク)
実施期間:2010年7月4日〜7月17日
主な実施都市:横浜市
参加機関・人数:
インド All India Institute of Local Self Government (1名)
インドネシア Banda Aceh City (1名)
インドネシア PDAM TIRTANADI, PROPINSI SUMATERA UTARA (1名)
(合計:3名)
実施目的:
シティネット会員都市水道が抱える問題について、横浜市が実施する課題解決型の研修を通じて、各都市水道事業運営の改善を図る。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
無収水低減対策・漏水防止対策と漏水探査実習
経年管更新計画
水源保全
水道経営計画・財政収支計画
水道施設計画・水需要予測・水道施策目標
浄水場の再構築・水道施設の耐震化
浄水処理施設・排水処理施設
水運用計画と管理
水道施設総合管理・水道計測設備
浄水処理過程における水質管理
配水管理・工事完成図面の管理・マッピングシステム
顧客満足度向上・市民参加型広報活動の展開
職員の人材育成・職員研修システム・技術継承
その他
横浜市水道局
【分類】事業体の独自研修
【名称】平成22年度 ベトナム国への横浜市水道局技術協力
【概要】
2000〜2003年度、JICA技術協力プロジェクトによるベトナム国建設省建設第二学校水道訓練センター設立支援を契機に、2002年度にフエ水道公社(シティネット:アジア太平洋都市間協力ネットワーク会員都市の水道事業)から研修員受入を、2003〜2005年度にフエ水道公社とホーチミン水道公社を対象としたJICAの草の根技術協力事業(地域提案型)を実施。2007・2008年度には、フエ水道公社を対象としたJICA技術協力プロジェクト「ベトナム国中部地区水道事業人材育成プロジェクト」を実施。2009〜2011年度には、フエ水道公社・ホーチミン水道公社・設省建設第二学校水道訓練センターと「水道事業に係る協力に関する覚書」を締結、貢献活動を推進している。
事業名称:水道事業に係る協力に関する覚書
主催機関:横浜市水道局・フエ水道公社・ホーチミン水道公社・ベトナム建設省建設第二学校水道訓練センター
実施機関:横浜市水道局・フエ水道公社・ホーチミン水道公社・ベトナム建設省建設第二学校水道訓練センター
実施目的:
ベトナムの上水道事業の経営改善と本市職員の国際協力活動における問題解決能力向上を図る。
業務名称:顧客サービスの品質向上に向けた水道事業の現地調査及び現地セミナー発表
横浜での研修内容及び今後の活動テーマの意見交換
派遣期間:2010年10月25日〜10月31日
主な派遣都市:フエ市・ホーチミン市
派遣者所属機関・人数:
横浜市 横浜市水道局 (2名)
参加機関・人数:
フエ市 Thua Thien Hue Construction and Water Supply State One Member Company Limited (多数)
ホーチミン市 Saigon Water Corporation (多数)
ベトナム国建設省 College of Construction No.2, Water Sector Training Center in the South (多数)
その他 ベトナム国内の水道事業体 (多数)
(合計:約100名)
実施形態:職員の派遣による現地調査・セミナー発表を実施
実施内容:
顧客サービス
無収水対策
配水管理
その他
業務名称:本邦研修
実施期間:2010年7月4日〜7月17日
主な実施都市:横浜市
参加機関・人数:
フエ市 Thua Thien Hue Construction and Water Supply State One Member Company Limited (2名)
ホーチミン市 Gia Dinh Water Supply Joint Stock Company (1名)
(合計:3名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
無収水低減対策・漏水防止対策と漏水探査実習
水道経営計画・財政収支計画
水道施設計画・水需要予測・水道施策目標
浄水場の再構築・水道施設の耐震化
浄水処理施設・排水処理施設
水運用計画と管理
水道施設総合管理・水道計測設備
浄水処理過程における水質管理
配水管理・工事完成図面の管理・マッピングシステム
顧客満足度向上・市民参加型広報活動の展開
職員の人材育成・職員研修システム・技術継承
その他
さいたま市水道局
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成22年度 首都ビエンチャン水道局等ラオス国主要都市への技術協力
【概要】
1992年度からJICA専門家派遣等によりラオス国の水道事業体の人材育成に貢献。2006年度から2008年度においてJICAの草の根技術協力事業(地域提案型)として、2009年度にはJICA技術協力プロジェクトとして継続的に貢献してきた。本年度は、JICA技術協力プロジェクトのフォローアップ研修としてラオス国及び首都ビエンチャン水道局の幹部職員を招聘し、研修を実施した。
事業名称:ラオス「日本の上水道分野における研修システム」 -国別研修-
主催機関:JICA
実施機関:さいたま市水道局
実施目的:
ラオス国地方水道局職員の業務遂行の改善促進
業務名称:ラオス「日本の上水道分野における研修システム」 -国別研修-
実施期間:2010年5月10日〜5月28日
主な実施都市:さいたま市
参加機関・人数:
ラオス国 Department of Housing and Urban Planning (1名)
ビエンチャン市 Vientiane Capital City Waterworks (1名)
(合計:2名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
マッピングシステム概論、各論
料金徴収
管路維持管理対策
その他
さいたま市水道局
【分類】事業体の独自研修
【名称】平成22年度 さいたま市・首都ビエンチャン水道局友好プログラム
【概要】
2006年度から2008年度おいて実施したJICAの草の根技術協力事業(地域提案型)の総括を目的としたファイナルセミナーをラオス国において実施した際、首都ビエンチャン水道局より技術協力及び友好関係を継続することを目的として、今後の水道局を担う中堅職員の交流研修を行うプログラムの要請がなされた。この要請に基づき、2009年度にさいたま市水道局と首都ビエンチャン水道局との間で2010年度から2011年度の2ヵ年に亘るプログラムの実施を締結し、1ヵ年目のプログラムを実施した。
主催機関:さいたま市水道局・首都ビエンチャン水道局
実施機関:さいたま市水道局・首都ビエンチャン水道局
実施期間:2010年7月5日〜7月23日(ビエンチャン市)/2010年9月27日〜11月19日(さいたま市)
主な実施都市:さいたま市・ビエンチャン市
参加機関・人数:
さいたま市 さいたま市水道局 (2名)
ビエンチャン市 Vientiane Capital City Waterworks (2名)
(合計:4名)
実施目的:
双方の中堅職員の職務遂行能力の向上
実施形態:双方2名ずつ相手国に派遣し事務・技術研修及び関連施設の見学等を実施
実施内容:
〈さいたま市〉
施設視察
問題分析及び課題整理
研修計画の作成
その他
〈ビエンチャン市〉
老朽管更新計画
浄・配水場の運転管理
出納事務の流れ
その他
名古屋市上下水道局
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成22年度 バンコク上水道整備事業附帯技術支援
【概要】
水需要が増大し続けるタイ・バンコク首都圏に対して、有償資金協力第8次バンコク上水道整備事業が採択されたが、当該事業の実施については漏水率を削減するなどの条件が付され、漏水防止対策については東京都水道局、浄水場の運転管理については大阪府水道部、配水管網整備については名古屋市上下水道局が附帯された技術支援を行うこととされた。
事業名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援(配水管網整備)
主催機関:JICA
実施機関:名古屋市上下水道局
実施目的:
配水管網整備に関する技術向上のため。
業務名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援 -調査団派遣-
派遣期間:2010年8月1日〜8月7日
主な派遣都市:バンコク市
派遣者所属機関・人数:
名古屋市 名古屋市上下水道局 (2名)
(合計:2名)
実施形態:バンコク首都圏で調査・講習を実施
実施内容:
配水管網整備状況の調査
業務名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援 -本邦研修-
実施期間:2011年1月21日〜2月10日
主な実施都市:名古屋市
参加機関・人数:
タイ Metropolitan Waterworks Authority, MWA (8名)
(合計:8名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
配水管網整備に関する技術・ノウハウ等の研修
名古屋市上下水道局
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成22年度 メキシコ市への技術協力
【概要】
1998年度から実施した「JICA中南米特設漏水防止対策研修コース」を契機に、姉妹都市であるメキシコ市との技術協力を開始。2005年度からは「JICA草の根技術協力事業」を立ち上げ、現在モデル地区において「じゃ口から直接安全な水を飲むことができる」安全性を確保することができた。
事業名称:メキシコ草の根技術協力事業
主催機関:JICA
実施機関:名古屋市上下水道局
実施目的:
水道水質管理技術の向上を図る。
業務名称:メキシコ市への技術協力 -現地研修-
派遣期間:2011年3月5日〜3月12日
主な派遣都市:メキシコ市
派遣者所属機関・人数:
名古屋市 名古屋市上下水道局 (1名)
(合計:1名)
実施形態:メキシコ市で調査・講習を実施
実施内容:
モデル配水ブロックの水質測定器設置現場の視察
配水ブロックシステムの拡大運用
業務名称:メキシコ市への技術協力 -本邦研修-
実施期間:2010年9月20日〜10月20日
主な実施都市:名古屋市
参加機関・人数:
メキシコ市 Mexico City Water System (2名)
(合計:2名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
水質管理技術
配水ブロックの運用管理
下水処理水の再利用
シーケンス技術
名古屋市上下水道局
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成22年度 インドネシア・南スラウェシ州マミナサタ広域都市圏への技術協力
【概要】
2009年度から開始された「JICAインドネシア・南スラウェシ州マミナサタ広域都市圏上水道サービス改善プロジェクト」により、現在、岡山市水道局、(株)日水コン、(株)コーエイ総合研究所と共同で、官民連携の水道事業全般の技術、技能等についての技術協力を行っている。
事業名称:JICAインドネシア・南スラウェシ州マミナサタ広域都市圏上水道サービス改善プロジェクト
主催機関:JICA
実施機関:名古屋市上下水道局
実施目的:
水道技術全般の向上を図る。
業務名称:マミナサタ広域都市圏への技術協力 -現地研修-
派遣期間:2011年1月17日〜3月17日
主な派遣都市:マミナサタ広域都市圏
派遣者所属機関・人数:
名古屋市 名古屋市上下水道局 (1名)
(合計:1名)
実施形態:マミナサタ広域都市圏で調査・講習を実施
実施内容:
浄水場、水質検査室等の視察等
本邦研修プログラム策定
業務名称:マミナサタ広域都市圏への技術協力 -本邦研修-
実施期間:2010年6月1日〜6月4日/2010年7月27日〜7月30日
主な実施都市:名古屋市
参加機関・人数:
インドネシア PDAM kabupaten Makassar (3名)
インドネシア PDAM kabupaten Gowa (3名)
インドネシア PDAM kabupaten Maros (3名)
インドネシア PDAM kabupaten Takalar (3名)
(合計:12名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
水質管理技術
配水ブロックの運用管理
その他
名古屋市上下水道局
【分類】JICA集団研修
【名称】平成22年度 上水道無収水量管理対策
【概要】
本研修は平成22年度で15年目を迎え、これまでにアジア・アフリカ・中近東地域から140名の研修員を受け入れている。こうした国々では特に、無収水量の割合は高く、30パーセントから50パーセント近くを占めていることから、いかにこの無収水率を削減するかが共通の課題となっている。この課題解決のため、水道の維持管理に従事する技術系行政官を対象として主に漏水防止対策の計画・設計・維持管理の各段階の技術、技能の向上に寄与している。
主催機関:JICA
実施機関:名古屋市上下水道局
実施期間:2010年11月8日〜12月17日
主な実施都市:名古屋市
参加機関・人数:
バングラディシュ Chitttagong Water Supply and Sewerage Authority, WASA (1名)
ボリビア Municipal Service of Water Supply and Sewerage Cochabamba, SEMAPA (1名)
ブラジル Cia de Saneamento do Parana, SANEPAR (1名)
ブラジル Cia de Saneamento Basico do Estado de Sao Paulo, SABESP (1名)
エジプト Beheira Water and Waterwaste Company, BWADC (1名)
エチオピア Addis Ababa Water & Sewerage Authority (1名)
イラク Bagdad Water Authority (1名)
ヨルダン Ministry of Water & Irrigation/WAJ (1名)
ケニア Embu Water and Sanitation Co. Ltd., EWASCO (1名)
ケニア Athi Water Service Board (1名)
フィリピン Local Water Utilities Administration, LWUA (1名)
スリランカ Operation & Maintenance-Colombo City, National Water Supply & Drainage Board (1名)
タンザニア Water Supply, Zanzibar Water Authority (1名)
ベトナム Thua Thien Hue Construction and Water Supply State One Number Co., Ltd. (1名)
(合計:14名)
実施目的:
上水道維持管理に関する日本の取り組みと仕組みを習得するとともに、それを自国に適応できる能力を習得し、各研修員の業務に適応できる。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
計画段階における漏水防止対策
設計段階における漏水防止対策
施工・維持管理段階における漏水防止対策
配管接合、不断水による分水栓穿孔、給水装置組立実習
各種探知機による漏水探知実習
ポンプの分解、組立、芯出し実習
浄水場等施設見学
管種、メータ、バルブ等メーカー見学
その他
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大阪市水道局
【分類】JICA集団研修
【名称】平成22年度 都市上水道維持管理
【概要】
1994年度から、既存の都市上水道施設の有効利用により途上国の都市部における安全な飲料水の安定した給水の実現に貢献。2010年度を合わせて55ヵ国137名が修了している。
主催機関:JICA
実施機関:大阪市水道局
実施期間:2010年6月7日〜7月23日
主な実施都市:大阪市
参加機関・人数:
バングラデシュ Chitttagong Water Supply and Sewerage Authority, WASA (1名)
ボリビア SEMAPA Municipal Service of Potable Water and Sewage System (1名)
ボリビア Ministry of Environment and Water (1名)
ブラジル URCTS, Water and Sanitation Company of Parana-SANEPAR (1名)
カンボジア Department of Potable Water Supply, Ministry of Industry, Mines and Energy (1名)
カンボジア Pursat Water Supply, Ministry of Industry, Mines and Energy (1名)
コンゴ民主共和国 Regideso (1名)
パキスタン HUD & PHE Department, Punjab Public Health Engineering Department (1名)
トルコ Istanbul Water and Sewerage Administration (1名)
ベトナム Saigon Water Corporation, SAWACO (1名)
ザンビア Lusaka Water and Sewerage Company (2名)
(合計:12名)
実施目的:
日本の水道事業の概要理解を通じ、都市上水道の維持管理に指導的役割を果たす技術者を養成する。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
浄水処理
浄水施設の運転管理・維持管理
水質管理
電気・機械設備の維持管理
管路の維持管理
給水装置の維持管理
各種配管維持管理作業実習
漏水調査実習
漏水修繕実習
浄水処理施設見学
水道記念館見学
水道資機材製造工場見学
大阪市水道局
【分類】友好都市交流
【名称】平成22年度 大阪市・上海市水道技術交流
【概要】
1974年に締結した姉妹都市提携に基づいて1988年から実施。技術交流団として4〜5名の受入と派遣を毎年交互に実施し、交流テーマを設定して技術交流を行っている。ただし、平成22年度は大阪市側の受入年度であったが、平成21年度派遣予定を変更し、受入と派遣を同年度に行った。
事業名称:大阪市・上海市水道技術交流(派遣・受入)
主催機関:大阪市水道局・上海市水務局
実施機関:大阪市水道局・上海市水務局
実施目的:
大阪市と上海市との友好交流事業の一環として、水道技術等の専門分野の意見交換や討論、施設見学等の技術交流を行う。
業務名称:大阪市・上海市水道技術交流 -派遣-
派遣期間:2010年7月26日〜2010年7月28日
主な派遣都市:上海市
派遣者所属機関・人数:
大阪市 大阪市水道局 (4名)
上海市 Shanghai Water Authority (多数)
(合計:多数)
実施形態:上海市で施設見学や意見交換を実施
実施内容:
震災対策について
水道事業におけるアウトソーシングについて
楊樹浦浄水場・水道記念館見学 他
業務名称:大阪市・上海市水道技術交流 -本邦研修-
実施期間:2010年12月13日〜2010年12月17日
主な実施都市:大阪市
参加機関・人数:
上海市 Shanghai Water Authority (5名)
(合計:5名)
実施形態:日本国内で見学・意見交換会を実施
実施内容:
事業概要
大阪市の水道料金体系について
漏水防止対策について
震災対策について
洪水防止について(建設局)
雨水収集・水排水設備について(建設局)
舞洲給水塔・長居配水場見学
柴島浄水場見学 概要説明
水道記念館見学
大阪市水道局
【分類】事業体の独自研修
【名称】平成22年度 ホーチミン市水道総公社との技術交流
【概要】
2009年12月9日に締結されたベトナム国・ホーチミン市水道総公社(Saigon Water Corporation 「SAWACO」)との技術交流に関する覚書に基づき、水道技術者の受け入れ、水道技術等の専門分野の研修講義や施設見学等を行うことにより、水道技術を習得し、ホーチミン市水道の課題解決に寄与し得る技術交流を行った。
なお、技術交流に関する費用については、UN-HABITAT(国際連合人間居住計画)が実施する「水事業体パートナーシップ(Water Operators Partnerships 「WOPs」)」の支援プログラムを活用した。
主催機関:大阪市水道局・ホーチミン市水道総公社
実施機関:大阪市水道局・ホーチミン市水道総公社
実施期間:2011年3月14日〜2011年3月18日
主な実施都市:大阪市
参加機関・人数:
ホーチミン市 Saigon Water Corporation (3名)
(合計:3名)
実施目的:
相互に技術情報や意見の交換を行うことにより、双方水道事業の持続性に貢献する。
実施形態:大阪市において水道技術について、研修講義や施設見学並びに意見交換を実施
実施内容:
双方の水道事業の概要説明
浄水管理
配水管理・図面管理
漏水対策
設備管理
現地視察
研修プログラム
ISOマネジメント
その他
大阪府水道部
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成22年度 バンコク上水道整備事業附帯技術支援
【概要】
2008年11月、我が国に対して、浄水場の拡張と配水本管布設を主な目的とした「第八次バンコク上水道整備事業」の有償資金協力が要請された。しかし、本件の案件調査において水損失率の削減により今回施設拡張と同等レベルの効果が得られることが分かり漏水削減が急務であることが示された。また、MWAとの協議で、本有償資金協力をより有効なものとするためには、漏水対策の他にも配水管理、管路設計、浄水処理等の分野についても支援する必要があることが分かった。そこでJICAと協力し、無収水対策については東京都水道局、配水管理は名古屋市上下水道局、浄水・送水は大阪府水道部がそれぞれ担当し技術支援を行うこととなった。
事業名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援(浄水・送水技術)
主催機関:JICA
実施機関:大阪府水道部
実施目的:
浄水処理・送水管理・水質管理に関する技術向上のため。
業務名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援 -調査団派遣-
派遣期間:2010年8月1日〜8月7日
主な派遣都市:バンコク市
派遣者所属機関・人数:
大阪府 大阪府水道部 (2名)
(合計:2名)
実施形態:バンコク首都圏で調査・講習を実施
実施内容:
浄水処理、送水管理、水質管理状況の調査
業務名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援 -本邦研修-
実施期間:2010年11月8日〜11月30日
主な実施都市:大阪府
参加機関・人数:
タイ Metropolitan Waterworks Authority, MWA (10名)
(合計:10名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
浄水処理、送水管理、水質管理に関する技術・ノウハウ等の研修
広島市水道局
【分類】JICA地域別研修
【名称】平成22年度 中東地域 上水道維持管理 −配水管網の維持・漏水防止−
【概要】
本研修は、独立行政法人国際協力機構中国国際センター(JICA中国)と協力して、平成15年度から実施しており、これまでに8カ国から64名の研修員を受け入れている。中東地域の緊急の課題となっている「適切な配水管網の維持・更新」及び「漏水防止体制の確立」の2点に重点を置いたプログラムとしており、中東地域の上水道の状況改善に貢献している。
主催機関:JICA
実施機関:広島市水道局
実施期間:2010年7月5日〜8月5日
主な実施都市:広島市
参加機関・人数:
エジプト National Organization for Portable Water and Sanitary Drainage. (2名)
ヨルダン Northern Governorate Water Administration (NGWA), Ministry of Water and Irrigation (1名)
シリア Public Establishment of Drinking Water and Sanitation in Alqunaitera Governorate, Ministry of Housing and Construction (1名)
イエメン Sana’a Water and Sanitation Local Corporation (1名)
イエメン Local Water and Sanitation Corporation-Aden Branch, Ministry of Water and Environment (1名)
(合計:6名)
実施目的:
本邦研修の成果品として提案された、配水管網維持もしくは漏水防止事業に関する改善案の実施に向けての検討が、組織的に開始される。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
カントリーレポート発表
総論
配水管網維持
漏水防止
自由研究 配水管路の機能評価と改良計画の策定
自由研究 地下漏水の計画的発見・修理
その他
岡山市水道局
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成22年度 インドネシア・南スラウェシ州マミナサタ広域都市圏への技術協力
【概要】
国際貢献を果たすため、2009年度から開始された「JICAインドネシア・南スラウェシ州マミナサタ広域都市圏上水道サービス改善プロジェクト」により、名古屋市上下水道局、(株)日水コン、(株)コーエイ総合研究所と共同で、官民連携の経営・財務改善、水質改善等水道事業全般の技術協力を行っている。
事業名称:JICAインドネシア・南スラウェシ州マミナサタ広域都市圏上水道サービス改善プロジェクト
主催機関:JICA
実施機関:岡山市水道局
実施目的:水質面に関する浄水場運転・維持管理能力の向上を中心とした上水道サービス改善を図る。
業務名称:マミナサタ広域都市圏への技術協力 -現地研修-
派遣期間:2010年2月16日〜4月16日/2010年10月3日〜12月1日
主な派遣都市:マミナサタ広域都市圏
派遣者所属機関・人数:
岡山市 岡山市水道局 (1名)
(合計:1名)
実施形態:マミナサタ広域都市圏で現地調査、指導及び講習を実施
実施内容:
浄水場、水質検査室等での指導等
本邦研修プログラム策定
業務名称:マミナサタ広域都市圏への技術協力 -本邦研修-
実施期間:2010年6月7日〜6月9日/2010年8月2日〜8月4日
主な実施都市:岡山市
参加機関・人数:
インドネシア PDAM kabupaten Makassar (3名)
インドネシア PDAM kabupaten Gowa (3名)
インドネシア PDAM kabupaten Maros (3名)
インドネシア PDAM kabupaten Takalar (3名)
(合計:12名)
実施形態:日本国内で講義・実習、見学等を実施
実施内容:
財務管理、財政計画
人材育成、市民広報
GIS、管網等施設データ管理
浄水場維持管理、水質管理
その他
下関市上下水道局
【分類】姉妹都市交流
【名称】平成22年度 青島(ちんたお)市海潤自来水集団有限公司との技術職員相互派遣研修
【概要】
2000年6月に第1回技術職員相互派遣を実施し、2010年度で第11回目となる。今まで22名の技術職員を受け入れ、水道技術の向上、友好都市としての親善交流に貢献している。
主催機関:下関市・中国青島市
実施機関:下関市・中国青島市
実施期間:2010年10月27日〜11月10日
主な実施都市:下関市・中国青島市
参加機関・人数:
下関市 下関市上下水道局 (2名)
青島市 青島市海潤自来水集団有限公司 (2名)
(合計:4名)
実施目的:
青島市と下関市の水道職員の相互派遣を行い、水道事業が直面している様々な問題や共通する課題に取り組み、両市の水道技術の向上と、姉妹都市としての友好関係をより充実させることを目的とする。
実施形態:双方2名ずつ相手国に派遣し技術研修を実施
実施内容:
〈下関市〉
水道施設の計画・設計
給配水管の維持管理
浄水施設の維持管理
水質管理
その他
〈青島市〉
技術面を中心とした研修
北九州市水道局
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成22年度 カンボジアへの技術協力
【概要】
1999年度からJICA専門家派遣等によりプノンペン市水道公社の運転・維持管理技術の向上に貢献。2003年度からはJICA技術協力プロジェクトによりプノンペン水道公社の人材育成にも貢献。
現在は、プノンペン水道公社に対しての一連の成果を地方の8都市へ拡大するJICAプロジェクトに参画している。
事業名称:カンボジア国水道事業人材育成プロジェクト(フェーズ2)
主催機関:JICA
実施機関:北九州市水道局
実施目的:
カンボジア国主要 8都市において、配水管理能力の向上、浄水場の適正な運転・維持管理能力の向上、水質管理能力の向上を目的として人材育成を図る。
業務名称:カンボジア国水道事業人材育成プロジェクト(フェーズ2) -専門家派遣-
派遣期間:2010年4月1日〜2011年3月31日
主な派遣都市:シェムリアップ市・シハヌークビル市・バッタンバン市・プルサット市
コンポンチャム市・カンポット市・コンポントム市・スバイリエン市
派遣者所属機関・人数:
北九州市 北九州市水道局 チーフアドバイザー (1名)
北九州市 北九州市水道局 浄水場運転指導 (2名)
北九州市 北九州市水道局 水質分析指導 (1名)
北九州市 北九州市水道局 管路布設指導 (2名)
参加機関・人数:
カンボジア Department of Potable Water Supply, Ministry of Industry, Mines and Energy (多数)
シェムリアップ市 Siem Reap Water Supply Authority (多数)
シハヌークビル市 Shianoukville Water Supply (多数)
バッタンバン市 Battambang Water Supply (多数)
プルサット市 Pursat Water Supply (多数)
コノポンチャム市 Kampong Cham Water Supply (多数)
カンポット市 Kampot Water Supply (多数)
コンポントム市 Kampong Thom Water Supply (多数)
スバイリエン市 Svay Rieng Water Supply (多数)
(合計:多数)
実施形態:専門家を相手国に派遣
実施内容:
浄水場運転技術
水質分析
管路布設
その他
業務名称:平成22年度JICA国別研修「カンボジア配水施設維持管理」コース
実施期間:2010年5月17日〜7月16日
主な実施都市:北九州市
参加機関・人数:
カンボジア Department of Potable Water Supply, Ministry of Industry, Mines and Energy (1名)
シハヌークビル市 Sihanoukville Water Supply Authority (1名)
(合計:2名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
管路計画実習
管路設計実習
管路布設(施工管理)
管路維持管理(漏水調査)
業務名称:平成22年度JICA国別研修「カンボジア浄水場運転維持管理」コース
実施期間:2010年5月17日〜7月16日
主な実施都市:北九州市
参加機関・人数:
カンボジア Department of Potable Water Supply, Ministry of Industry, Mines and Energy (1名)
シェムリアップ市 Siem Reap Water Supply Authority (1名)
コンポントム市 Kampong Thom Water Supply (1名)
コンポンチャム市 Kampong Cham Water Supply (1名)
(合計:4名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
設備点検整備実習
電気工学
機械工学
塩素ガス取扱
水質試験
長崎市上下水道局
【分類】友好都市交流
【名称】平成22年度 福州(ふくしゅう)市水道技術交流
【概要】
1980年、福州市と友好都市提携。これに伴い、1990年(平成2年)、当時の福州市長来崎されたおり、水道施設を見学され、福州市と長崎市との水道技術交流が協議された。これを機に友好都市事業の一環として、翌1991年(平成3年)11月、長崎市から3名の技術交流訪問団が福州市を訪れ、福州市と長崎市の水道技術交流が始まった。両市相互の水道事業の活性化に繋がる技術向上など幅広い交流を目的に交互に視察団を派遣し、貯水管理、浄水場の機械装置の管理、水質管理、漏水防止対策、地震災害対策などについて意見交換や、情報提供、現場視察などを行い、友好関係を深めている。
主催機関:長崎市・福州市
実施機関:長崎市上下水道局・福州市自来水有限公司
実施期間:2010年8月23日〜2010年8月27日
主な実施都市:福州市
参加機関:
長崎市 長崎市上下水道局 (4名)
福州市 福州市自来水有限公司 (10名)
(合計:14名)
実施目的:
長崎市と福州市の友好都市事業の一環として、水道技術の習得、関係施設の視察を行うことで、両市相互の水道事業の活性化に繋がる幅広い交流を目的とする。
実施形態:福州市内で意見交換・見学を実施
実施内容:
西区浄水場視察
北区水源・浄水施設視察
水道技術交流座談会
・水道施設の維持・管理について
・福州市水道現状について
・意見交換
沖縄県企業局
【分類】JICA地域別研修
【名称】平成22年度 島嶼における水資源保全管理
【概要】
大洋州地域で抱える「安定的な水源の不足」、「適切な浄水施設の不足」、「漏水問題」などの水に関する種々の課題に対し、沖縄で蓄積された技術やノウハウを移転することで大洋州地域の水道発展に寄与することを目的として、平成22年度から開始した。
主催機関:JICA
実施機関:沖縄県企業局
実施期間:2010年7月20日〜8月31日
主な実施都市:沖縄県
参加機関・人数:
クック諸島 Ministry of Infrastructure and Planning
Waterworks Division, (1名)
マーシャル諸島 Majuro Water & Sewer Company Government Entity (1名)
ナウル Nauru Utilities Authority Water Operations (1名)
ニウエ Government of Niue Water Supply,
Public Works Department (1名)
サモア Samoa Water Authority
Urban Division (1名)
サモア Samoa Water Authority
West Rural Division (1名)
トンガ Tonga Water Board (1名)
トンガ Ministry of Lands, Survey & Natural Resources (1名)
バヌアツ Ministry of Lands Geology Mines and Water Resources (1名)
ソロモン Solomon Islands Water Authority (2名)
(合計:11名)
実施目的:
研修参加国の水道事業体等の職員において、島嶼地域に適応性の高い水道システムについて養成され、研修成果の業務改善策(アクションプラン)が所属組織に提言されることで当該国の業務改善を図る。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
水源施設視察
水源保全・水源開発講義
浄水施設視察・実習
漏水・未収金対策講義
漏水調査・修繕実習
水質管理
水道施設整備計画
その他
宮古島市上下水道部
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成22年度 サモア水道事業運営(宮古島モデル)支援事業
【概要】
2010年度から2012年度までJICAの草の根技術協力事業(地域提案型)として実施。サモア水道公社 (Samoa Water Authority, SWA) を対象に、生物浄化法(緩速濾過法)の適切な管理技術指導、漏水対策技術指導等を行っている。そのためにSWAの管理職及び技術職を対象とした日本国内での研修のほか、日本からサモアへ専門家を派遣した技術指導を実施している。
事業名称:サモア水道事業運営(宮古島モデル)支援事業
主催機関:JICA
実施機関:宮古島市上下水道部
実施目的:
宮古島市及び沖縄県内の水道事業における生物浄化(緩速濾過)システムの基本原理および維持管理技術、漏水対策、料金徴収システムを、研修対象者に学んでもらうことで、水道事業に係る技術習得及び経営ノウハウの向上を図る。
業務名称:本邦研修
実施期間:2010年7月14日〜9月1日/2010年7月28日〜8月19日(管理職対象)
主な実施都市:宮古島市
参加機関・人数:
サモア Samoa Water Authority (3名)
(合計:3名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
生物浄化法(緩速濾過)システムの技術指導・講義
濾過砂掻き取り実習(ノウハウの習得)
漏水探知・漏水修理
浄水施設の維持管理(実習含む)
その他
業務名称:専門家派遣
派遣期間:2010年11月21日〜12月10日
主な派遣都市:サモア独立国アピア地区
派遣者所属機関・人数:
宮古島市 宮古島市上下水道部(2名)
名護市,フジ地中情報(株),信州大学,NPO法人地域水道支援センター(各1名)
(合計:6名)
実施形態:専門家の派遣による現状確認、技術指導
実施内容:
生物浄化法(緩速濾過法)および漏水対策セミナー
漏水探知・漏水修理技術指導
浄水場の適正管理指導(濁水対策を含む)
社団法人 日本水道協会
【分類】JICA 集団研修
【名称】平成22年度 上水道施設技術
【概要】
本研修は発展途上国の中堅水道技術者を対象に行う技術研修で、長年に渡り行われており、今年度で43回目を迎える。今まで約90の国と地域から研修員を受け入れ、のべ研修員数は547名になる。
本研修は実務的な研修を目指し、見学、演習等を多く取り入れ、研修員が日本の技術を直接見て体験できるプログラムを多く取り入れている。
主催機関:JICA
実施機関:社団法人 日本水道協会
実施期間:2010年5月17日〜7月27日
主な実施都市:東京都
参加機関・人数:
コンゴ民主共和国 Direction de Traitement des Eaux Est, REGIDESO (1名)
エジプト National Organization for Potable Water and Sanitary Drainage, NOPWASD (1名)
エリトリア Water Resources Dept., Ministry Land Water and Environment (1名)
ラオス Department of Housing and Urban Planning, Ministry of Public Works and Transport (1名)
マラウイ Technical Services Department, Center Region Water Board (1名)
モンゴル Water Supply and Sewerage Authority of Ulaanbaatar City (1名)
モンテネグロ Public Utility Company Danilovgrad (1名)
モロッコ Provincial Direction of National Office of Drinking Water, ONEP (1名)
ミャンマー Yangon City Development Committee (1名)
ネパール Kathmandu UpatyakaKhanepani Limited (1名)
フィリピン Local Water Utilities Administration, LWUA (1名)
スリランカ National Water Supply and Drainage Board (1名)
(合計:12名)
実施目的:
水道建設計画の策定技能の習得を中心に、水道施設や水道事業の運営に指導的役割を果たす技術者を養成する。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
取水・貯水・導送配水施設
ジャーテスト
漏水防止対策
水道基本計画演習
水道資機材製造工場見学
耐震工法と震災対策
地下水技術
膜処理技術
水需要予測と管路の水理学
その他
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