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JICA2024年度課題別研修「上水道施設技術総合:水道基本計画設計(A) 」(2024年10月18日〜11月29日)
本協会では、国際協力機構(JICA)の要請を受け、開発途上国における水道施設や水道事業の運営に指導的役割を果たす技術者を養成することを目的に、1971年から開発途上国の上水道技術者を対象とした研修を実施した。これまでに660名以上の研修員を受け入れている。 第57回となる本年度の研修には、ラオス、カンボジア、南スーダン、東ティモール、ルワンダ、フィリピン、マダガスカルから7名の研修員が参加しており、10月21日(月)に開講式が行われ、本研修がスタートした。
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JICA2023年度課題別研修「上水道施設技術総合:水道基本計画設計(A) 」(2023年11月10日〜12月15日)
本協会では、国際協力機構(JICA)の要請を受け、当該国における水道施設や水道事業の運営に指導的役割を果たす技術者を養成することを目的に、1971年から開発途上国の上水道技術者を対象とした研修を実施した。これまでに600名以上の研修員を受け入れている。今年度で53回目の受入れを迎える本研修は、アジア・アフリカの5ヵ国(カンボジア、フィジー、ラオス、モーリタニア、ルワンダ)より5名の研修員が参加した。 研修は新型コロナウイルス感染症の終息に伴い、厚生労働省・水道事業体・研究機関・民間企業の協力を得て、対面によるきめ細やかな講義・視察・演習等を行った。
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第9回IWA(国際水協会)-ASPIRE(アジア太平洋地域)会議・展示会(台湾・高雄)(2023年10月22日〜26日)
第9回IWA(国際水協会)-ASPIRE(アジア太平洋地域)会議・展示会が、台湾の高雄において下記のとおり開催された。 1.期間 2023(令和5)年10月22日(日)〜26日(木) 2.開催地 台湾・高雄市 3.会 場 高雄マリオットホテル 4.テーマ One Water for Smart Cities(スマートシティにおける水運用) 5.参加者数 会議:34の国と地域より1,362名 展示会:出展者50団体 6.発表数 口頭発表:338編(うち日本より66編) ポスター発表:151編(うち日本より15編) 会議では、12の部屋を使用してテーマに沿った口頭発表が行われた。日本からは、開催地台湾に次ぐ66編の発表があった。また、ポスター発表も台湾に発表の規模であった。 展示会では、14団体が「ジャパンパビリオン」と称した共同出展ブースを出展し、日本の技術や情報を、展示やセミナースペースでのプレゼンテーションなどを通じて発信した。 本協会が主催した会議・展示会参加ツアーには水道事業体、民間企業、団体等から計30名の参加を得た。参加者は特にアジア地域における水に関する情報を収集するために会議・展示会及び技術視察ツアーに積極的に参加していた。 また、本協会が9ヶ国の水関連協会と締結したMOUに基づく「協会連携会議」をASPIRE期間中に設け、各協会と最新情報の共有及び意見交換を行った。 なお、本ASPIRE会議・展示会に合わせて本協会の国際研修「IWA会議・展示会参加研修」を実施し、北海道地方支部(札幌市水道局)、関西地方支部(大阪広域水道企業団)から2名の研修生が参加した。 次回のIWA-ASPIRE会議・展示会は、2025年にニュージーランドのオークランドで開催される予定である。
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令和5年度 国別水道事業研修(アメリカ)(2023年9月10日〜17日)
アメリカ水道協会(AWWA)の全面的な協力により、2023年9月10日〜17日までの8日間、アメリカのデンバーで標記研修を実施し、日本各地の水道事業体から8名の研修生が参加した。講義や視察(Marston Water Treatment Plantを訪問)を通じて、アメリカの水道事業やアセット・マネジメントの概要等について学ぶとともに、日米両国の水道の現状・課題と解決策等について、活発な議論や情報交換を行った。なお、研修のファシリテーターにはAWWA元会長のChi Ho Sham氏に務めて頂いた。
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ACE23 AWWA年次総会・展示会(2023年6月11日〜14日)
ACEはAWWA(アメリカ水道協会)が毎年開催する年次総会及び展示会であり、本年は6月11日(日)〜14日(水)にかけて、カナダ・オンタリオ州トロントのBeanfield CenterとEnercare Centerにて開催された。総会のテーマは「The Future of Water is 2050」として、長期的な視点から見た水の信頼性と持続可能性に焦点を当てたもので、440の論文発表と、展示会には450団体の出展があった。会議には90以上の国から約10,500人が参加した。 本協会からは横山国際課長と山田主事が参加し、横山国際課長がAWWA役員会昼食会において、日本の水道の近況についてスピーチを行ったほか、国際水道事業者会議で海外の水道関係者とディスカッション等を行った。
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令和4年度 国別水道事業研修(台湾)(2023年2月20日〜25日)
台湾水道協会(CTWWA)の全面的な協力により、2023年2月20日〜25日までの6日間、台湾の台北市で標記研修を実施し、日本各地の水道事業体から8名の研修生が参加した。講義や視察(Zhitan Water Purification Plantを訪問)を通じて、台湾の水道事業について学ぶとともに、日本と台湾両国の水道の現状・課題と解決策等について、活発な議論や情報交換を行った。
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第12回日米台水道地震対策ワークショップ(2023年1月30日〜2月1日)
第12回日米台地震対策ワークショップは、2023年1月30日から2月1日の3日間、米国水研究財団(Water Research Foundation)、台湾水道協会(CTWWA)、熊本市上下水道局及び日本水道協会の4者の共同開催により、熊本市の熊本城ホールで開催された。 米国から15名、台湾から10名、開催地の日本から91名が参加し、全体で116名のワークショップとなった。 論文発表は、1月30日と31日の2日間にわたって7つのセッションが組まれ、計31編の発表があった。 最終日の2月1日には技術視察が企画され、阿蘇の大観峰、熊本地震震災ミュージアム、旧阿蘇大橋遺構、健軍水源地を訪問した。
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JICA2022年度課題別研修「上水道施設技術総合:水道基本計画設計(A) 」(2022年10月20日〜11月29日)
本協会では、国際協力機構(JICA)の要請を受け、1971年から開発途上国の上水道技術者を対象とした研修を実施し、これまでに600名以上の研修員を受け入れている。今年度で52回目の受入れを迎える本研修は、アジア・アフリカの6ヵ国(カンボジア、ラオス、東ティモール、ナイジェリア、エチオピア、ルワンダ)より6名の研修員が参加した。 今年度は新型コロナウイルス感染症対策を行いながらオンライン研修と来日研修(対面)のハイブリッド形式で実施した。研修終盤には、実在する都市の地図を用いて自らが水道システムを設計・計画する「水道基本計画演習」を実施し、きめ細かな指導を行った。
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2022年IWA(国際水協会)世界会議・展示会(コペンハーゲン)(2022年9月11日〜15日)
2022年IWA(国際水協会)世界会議・展示会が、デンマークのコペンハーゲンにおいて下記のとおり開催された。 1.期間 2022(令和4)年9月11日(日)〜9月15日(木) 2.開催地 デンマーク・コペンハーゲン 3.会 場 ベラセンター 4.テーマ Water for Smart Liveable Cities(スマートで住みやすい都市のための水) 5.参加者数 会議:100以上の国と地域より約3,678名 展示会:出展者約320団体 6.発表数 口頭発表:約400編(うち日本より16編) ポスター発表:485編(うち日本より30編) 会議では、平行して実施されるテーマごとの6つのトラックの中で口頭論文発表が行われ、日本からは16編の発表があった。また、ポスター発表では日本から30編の発表があった。 展示会では10団体が「ジャパンパビリオン」と称した共同出展ブースを出展し、日本の技術や情報を、展示やセミナースペースでのプレゼンテーションなどを通じて発信した。 本協会が主催した会議・展示会参加ツアーには水道事業体、民間企業、団体等から計24名の参加を得た。参加者は会議・展示会及び技術視察ツアーに積極的に参加し、水に関する情報を収集していた。 また、本世界会議・展示会に合わせて本協会の国際研修「IWA会議・展示会参加研修」を実施し、北海道地方支部(札幌市)、東北地方支部(仙台市)、関西地方支部(御坊市)から3名の研修生が参加した。研修生は会議でのポスター発表のほか、DANVA(デンマーク上下水道協会)の協力のもと、デンマークの水道に関する講義を受けた。 次回の世界会議・展示会は、2024年にカナダのトロントで開催される予定である。
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各国水道協会との連携強化及び情報交換を目的として、MOU(覚書)を締結している8ヵ国の水関連協会との「協会連携会議」を1月21日と25日の2日間で開催した。当初は2021年に台湾で開催予定であったIWA(国際水協会)-ASPIRE(アジア太平洋地域)会議・展示会の期間中に開催をする予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響により会議が延期となったことから、本会議についてはオンラインにて開催をされることになった。参加国の時差等を考慮して、2つのグループに分けて2日間の開催として、「新型コロナウイルス感染症の水道事業体への影響」について、各協会が発表を行い、情報共有を行った。
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JICA2021年度課題別研修「上水道施設技術総合:水道基本計画設計(A) 」(2021年11月4日〜11月18日)
本協会では、国際協力機構(JICA)の要請を受け、1971年から開発途上国の上水道技術者を対象とした研修を実施し、これまでに600名以上の研修員を受け入れている。今年度で51回目の受入れを迎える本研修は、アジア・中東・アフリカ・中南米の7ヵ国(カンボジア、マーシャル、ペルー、レバノン、東ティモール、ルワンダ、ラオス)より11名の研修員及び2名のオブザーバーが参加した。 今年度も新型コロナウイルス感染症の影響により、全てオンラインでの研修とし、内容も無収水対策を柱として集中的に講義や視察、ディスカッションやプレゼンテーションを行った。なお、本協会では「オブザーバー参加制度」を独自に実施しており、首都圏近郊の水道事業体に在職する若手職員を対象に、国際交流の場を提供している。今年度は東京都・横浜市・川崎市・神奈川県企業庁・さいたま市からオブザーバーが参加した。
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日本水道協会−南アフリカ地方自治協会 水道分野 合同セミナー (2021年1月28日〜3月19日)
南アフリカ共和国と日本における、よりよい水道事業運営のため、両国が抱える諸課題への対応や知見などを広く共有することを目的として、南アフリカ地方自治協会、JICA、そして本協会の共催で合同セミナーをオンラインで実施した。 全3回のセミナーには、南アフリカ、日本及び第三国から延べ1,000名以上が参加し、両国の水道関係者の事例共有に対して多くの質問が寄せられるなど、活発なセミナーとなった。
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JICA2020年度課題別研修「上水道施設技術総合:水道基本計画設計(A) 」(2021年2月1日〜2月5日)
本協会では、国際協力機構(JICA)の要請を受け、1968年から開発途上国の上水道技術者を対象とした研修を実施し、これまでに600名以上の研修員を受け入れている。今年度で53回目を迎える本研修は、アジア・アフリカの5ヵ国(エジプト、ミャンマー、スーダン、カンボジア、スーダン)より5名の研修員及び4名のオブザーバーが参加した。 今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、全てオンラインでの研修とし、内容も無収水対策を柱として集中的に講義やディスカッションを行った。
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インドネシア-日本 水道施設の地震災害対策に資する耐震基準策定支援ワークショップ2020(2020年2月16日〜21日)
厚生労働省の「水道インフラシステム輸出拡大に係る調査・検討」の一環として、調査業務受託業者である公益社団法人国際厚生事業団(JICWELS)からの要請を受け、現地ワークショップに参加し講演を行った。 セミナーは「水道施設の地震災害対策のための耐震基準等」をテーマに開催され、約50名が参加した。日本からは厚生労働省、全国上下水道コンサルタント協会、日本水道協会が登壇し講演を行った。また、インドネシア側からも多くの質問がなされ活発な意見交換が行われた。
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JICA 2019年度(国別研修)ラオス水道事業運営管理能力向上プロジェクト(MaWaSU 2)「水道協会の役割と活動」(2020年2月4日〜10日)
ラオスでは、日本の水道事業体がラオスの水道事業運営能力の向上を目的とするJICAの技術協力プロジェクト「水道事業運営管理能力向上プロジェクト(MaWaSU 2)」を実施しており、プロジェクトの活動の一つに、ラオス水道協会(LWWA)の設立に向けた支援がある。 本年3月にラオス水道協会が設立される予定であるが、LWWAの今後の活動に資するため、LWWA幹部や担当者(予定)に本協会の役割や業務内容について学ぶJICA本邦研修を実施した。 研修では、本協会の各部署の業務内容の講義のほか、検査工場での検査業務の視察を行い、業務に関する理解を深めるとともに、最終日には研修員全員でLWWAの今後の活動計画を作成し、発表を行った。
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ラオス-日本 水道&MaWaSU2カンファレンス2020(2020年1月28日〜30日)
厚生労働省の「令和元年度水道インフラシステム輸出拡大に係る調査・検討等一式」及びJICAの技術協力プロジェクト「水道事業運営管理能力向上プロジェクト(MaWaSU 2)」の共催で行われたラオスでのカンファレンスに出席した。 ラオスでは、本年3月に水道協会が設立される予定であり、同2月には本協会の事業内容を日本で学ぶJICA研修が実施される。そこで、本研修実施直前に当該研修の概要及び日本における水道協会の役割について初芝国際課主事から発表した。カンファレンスには200名近くの参加者があり、日本側からは水道事業体の国際展開やラオスへの貢献について、民間企業からは製品や技術の紹介があったほか、ラオス側からはMaWaSU2プロジェクトの進捗状況等についての発表があった。
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令和元年度 国別水道事業研修(アメリカ)(2019年11月11日〜17日)
アメリカ水道協会(AWWA)の全面的な協力により、2019年11月11日〜17日までの7日間、アメリカのデンバーで標記研修を実施し、日本各地の水道事業体及び本協会から9名の研修生が参加した。講義や視察(Moffat Water Treatment Plantを訪問)を通じて、アメリカの水道事業やアセット・マネジメントの概要等について学ぶとともに、日米両国の水道の現状・課題と解決策等について、活発な議論や情報交換を行った。
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第8回IWA(国際水協会)-ASPIRE(アジア太平洋地域)会議・展示会(2019年10月31日〜11月2日)
第8回IWA(国際水協会)-ASPIRE(アジア太平洋地域)会議・展示会が、中国の香港において下記のとおり開催された。 1.期 間 2019(令和元)年10月31日(木)〜11月2日(土) 2.開催地 中国・香港 3.会 場 香港コンベンション&エキシビションセンター 4.テーマ Smart Solutions for Water Resilience(強靱な水システムのための賢い解決策) 5.参加者数 会議:34の国と地域より約1,000名、展示会:出展者39団体 6.発表数 発表:約150編(うち日本より20編) ポスター発表:220編(うち日本より38編) 会議では、平行して実施されるテーマごとの6つのセッションの中で口頭論文発表が行われた。日本からは、開催地香港や中国に次ぐ20編の発表があった。また、ポスター発表も香港や中国に次ぐ3番目の発表の規模であった。 展示会では、中国や香港などの関係機関を除く最大規模の「ジャパンパビリオン」を、本協会のほか水道事業体や民間企業等、計12団体の共同で出展した。日本の技術や情報を、展示やセミナースペースでのプレゼンテーションなどで強く発信した。 本協会が主催した会議・展示会参加ツアーには水道事業体、民間企業、団体等から計22名の参加を得た。参加者は特にアジア地域における水に関する情報を収集するために会議・展示会及び技術視察ツアーに積極的に参加していた。 また、昨年、本協会が7ヶ国の水関連協会と締結したMOUに基づく「協会連携会議」をASPIRE期間中に設け、今回新たにフィリピン水道協会を加えることを報告し、各協会より最新の情報提供及び意見交換を行った。 なお、本ASPIRE会議・展示会に合わせて本協会の国際研修「IWA会議・展示会参加研修」を実施し、ASPIRE内での発表のほか、香港水務署の協力のもと香港の水道に関する講義を受けた。 次回2021年のASPIRE会議・展示会の開催地は台湾の高雄である。
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第11回日米台水道地震対策ワークショップ(2019年10月9日〜11日)
第11回日米台地震対策ワークショップは、2019年10月9日から11日の3日間、南カリフォルニア水道企業団(Metropolitan Water District of Southern California)、ロサンゼルス水道電気局(Los Angeles Department of Water and Power)、サンフランシスコ湾東海岸地域水道企業団(East Bay Municipal Utility District)、米国水研究財団(Water Research Foundation)、台湾水道協会(CTWWA)及び日本水道協会の6者の共同開催により、ロサンゼルス水道電気局の会議室で開催された。 日本からは現地駐在者を含め35名、台湾から8名、開催地の米国から共催団体の職員を中心にコンサルタントや研究機関及び国の機関等から73名が参加し、全体で116名のワークショップとなった。 論文発表は、10月9日と10日の2日間にわたって「新たな研究開発」、「リスク分析」、「地震緩和対策」「管路の耐震対策」「耐震設計とその実践」「セクター間の相互依存」「緊急対応と復旧」の7つのテーマに分類してセッションが組まれ、計37編の発表があった。 最終日の11日には技術視察が企画され、南カリフォルニア水道企業団のRobert B. Diemer浄水場を訪問した。現地では、浄水場の概要や技術的な観点についての座学の後、オゾンによる水処理のフローに加え、各躯体施設の設計手法や考え方を説明するツアーが組まれ、参加者は米国式の耐震対策の理解を深めた。
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JICA2019年度課題別研修「上水道施設技術総合:水道基本計画設計(A) 」(2019年5月16日〜7月12日)
本協会では、国際協力機構(JICA)の要請を受け、1968年から開発途上国の上水道技術者を対象とした研修を実施している。今年度で52回目を迎える本研修は、8ヵ国8名の研修員をアジア・アフリカ・中東各国(カンボジア、エジプト、エリトリア、ラオス、ミャンマー、ルワンダ、東ティモール、イエメン)から迎え、約二ヶ月にわたる研修を実施した。 なお、本協会では「オブザーバー参加制度」を独自に実施しており、首都圏近郊の水道事業体に在職する若手職員を対象に、国際交流の場を提供している。今年度は東京都水道局(2)、横浜市水道局(2)、川崎市上下水道局(2)、神奈川県企業庁企業局(2)からの計8名の参加があった。
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ACE19 AWWA年次総会・展示会(2019年6月9日〜12日)
ACEはAWWA(アメリカ水道協会)が毎年開催する年次総会及び展示会であり、本年は6月9日(日)〜12日(水)にかけて、コロラド州デンバーのコロラドコンベンションセンターおいて開催された。会議には約12,000人が参加し、600編以上の論文発表がなされ、展示会には526団体の出展があった。 AWWAからの招待により、本協会からは渋谷国際課長と渡部国際係長が参加し、渋谷国際課長がAWWA役員会昼食会において、今後のAWWAとの連携などについてスピーチを行ったほか、国際セッションにおいて「大規模災害への備え〜日本における災害対策〜」について発表した。
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インドネシア-日本 水道セミナー・現地調査 2019(2019年3月3日〜13日)
厚生労働省の「平成30年度海外展開戦略検討委員会」の調査業務の一環として、調査業務受託業者である公益社団法人国際厚生事業団(JICWELS)からの要請を受け、現地セミナーでの講演及び2018年9月の地震により甚大な被害を受けた中部スラウェシ州パル市での現地調査に参加した。 セミナーは「水道分野の防災・減災等被害対策」をテーマに開催され、約80名が参加した。日本からは厚生労働省、横浜市水道局、日本水道協会が登壇し、講演及びインドネシア側との活発な意見交換を行った。
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ラオス-日本 水道&MaWaSU2カンファレンス2019(2019年2月6日〜7日)
厚生労働省の「平成30年度海外展開戦略検討委員会」の調査業務及びJICAの技術協力プロジェクト「水道事業運営管理能力向上プロジェクト(MaWaSU 2)」の共催で行われたラオスでのカンファレンスに出席した。 ラオスでは、本年3月に水道協会が設立されることから、二宗総務係長及び初芝国際課主事が「日本水道協会の概要」及び「各国水関連協会の現状」と題し講演を行い、水道協会設立に寄与した。講演後は、60名ほど集まったラオス側参加者から水道協会に関する運営や課題等多岐にわたる質問がなされ、活発な意見交換を行った。 カンファレンスの前後には、現地の水道施設や浄水場の視察も実施された。
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2018年IWA世界会議・展示会(東京)における本協会の活動(2018年9月16日〜21日)
標記会議において、本協会は海外の水道協会の幹部をスピーカーとして招聘し、9月17日と20日に二つのIWAワークショップを開催した。 さらに、9月18日には「協会連携会議(Association Networking Meeting)」を開催し、情報共有を図るとともに、参加した協会間において、今後も情報共有を継続するためのMOUを締結した。
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第11回IWA(国際水協会)世界会議・展示会(2018年9月16日〜9月21日)
第11回IWA(国際水協会)世界会議・展示会が、東京において下記のとおり開催された。 1. 期 間 平成30(2018)年9月16日(日)〜21日(金) 2. 開催地 日本・東京 3. 会 場 東京ビッグサイト 4. テーマ Shaping our water future(水未来の形成) 5. 参加者数 98ヵ国9,815名(有料会議登録者2,773名) 6. 発表数 口頭発表:352編(うち日本より95編) ポスター発表:633編(うち日本より388編) 7. 展示会出展者数 32ヵ国252者 会議では口頭・ポスター論文発表のほか、フォーラム、ワークショップ等が行われ、過去最高の参加者数を記録した。 国内の関係団体で組織する世界会議・展示会開催国委員会の一員として、展示会には本協会が事務局となり、水道事業体や民間企業・団体等、計91団体共同の「ジャパンパビリオン」を出展し、日本の技術や情報等を世界に向けて発信した。 本協会は上記活動を通じて日本の水道に関する調査研究や文化を積極的に発信するとともに、海外の水道協会からスピーカーを招いて行ったワークショップでは海外の情報収集や知識の共有を行った。
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JICA2018年度課題別研修「上水道施設技術総合:水道基本計画設計(A) 」(2018年5月17日〜7月12日)
本協会では、国際協力機構(JICA)の要請を受け、1968年から開発途上国の上水道技術者を対象とした研修を実施している。今年度で51回目を迎える本研修は、7ヶ国8名の研修員をアジア・アフリカ各国(カンボジア、エリトリア、マラウイ、モロッコ、ミャンマー(2)、ルワンダ、南スーダン)から迎え、約二ヶ月にわたる研修を実施した。 なお、本協会では「オブザーバー参加制度」を独自に実施しており、首都圏近郊の水道事業体に在職する若手職員を対象に、国際交流の場を提供している。今年度は横浜市水道局(2)、川崎市上下水道局、神奈川県企業庁企業局(2)からの計5名の参加があった。
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ベトウォーター2017 エキスポ&フォーラム (2017年11月8日〜10日)
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ベトナム上下水道協会のNguyen Hong Tien副会長、Ngo Minh Hai氏と |
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ベトウォーター2017はベトナム上下水道協会(Vietnam Water Supply & Sewerage Association、VWSA)が毎年開催する展示会及び国際会議であり、本年は11月8日(水)から10日(金)にかけて、ホーチミン市のサイゴン展示コンベンションセンターにおいて開催された。展示会には38か国から約450企業が出展し、14,000人の参加者が集うとともに、フォーラムでは57編の発表が行われ、盛大な大会となった。 VWSAからの招待により、本協会からは、市村研修国際部長と渋谷研修国際部国際課長が参加し、「持続可能な水事業開発−海外の経験−」と題された国際会議において、持続可能な水道事業経営についての日本の経験について発表を行った。
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平成29年度全国会議(高松市)における国際イベント等の開催(2017年10月25日〜27日)
本協会国際課では、昨年度に引き続き、平成29年度全国会議(高松市)において下記詳細ページのとおり国際イベントを実施しました。アジア地域を中心とした各国水協会(7ヵ国7団体)及びIWA(国際水協会)から幹部を招待し、14名が参加しました。
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第10回日米台水道地震対策ワークショップ(2017年10月18日〜20日)
第10回日米台水道地震対策ワークショップが、台湾水道協会(CTWWA)、米国水財団(WRF)及び日本水道協会(JWWA)との協同で、台湾・台南市にて開催された。参加者は100名を超え、各国代表者による基調講演のほか、口頭34編、ポスター2編の発表が行われた。また、災害をテーマにしたパネルディスカッション、民間企業等6者による展示会やテクニカルツアーも行われた。
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第7回IWA(国際水協会)-ASPIRE(アジア太平洋地域)会議・展示会(2017年9月11日〜14日)
第7回IWA(国際水協会)-ASPIRE(アジア太平洋地域)会議・展示会が、マレーシアのクアラルンプールにおいて下記のとおり開催された。 1. 期 間 2017(平成29)年9月11日(月)〜14日(木) 2. 開催地 マレーシア・クアラルンプール 3. 会 場 クアラルンプール・コンベンションセンター 4. テーマ Breaking Boundaries – Developing a Better Future for Asia Pacific Regions 5. 参加者数 会議:33ヵ国より約650名、展示会:出展者75団体 6. 発表数 発表:230編(うち日本より74編) ポスター発表:57編(うち日本より19編) 会議では、テーマごとに設けられたセッションの中で口頭論文発表及びポスター展示発表が行われた。日本国内からは、マレーシア国内の参加者に次ぐ168名が参加した。 会議2日目の基調講演後には、来年2018年に東京で開催されるIWA世界会議・展示会をPRする機会があり、本協会吉田理事長が会議への積極的な参加を呼びかけた。 展示会には本協会のほか水道事業体や民間企業等、計14団体が共同で「ジャパンパビリオン」を出展し、日本の技術や情報を発信したほか、東京の魅力を伝える映像を流すなどして、来年の東京でのIWA世界会議・展示会への参加を促すよう努めた。また、本ジャパンパビリオンは、展示会における「ベスト・デザイン賞」を受賞し、出展内容だけでなく、デザインでも存在感を示すことができた。 本協会が主催した会議・展示会参加ツアーには水道事業体、民間企業、団体等から計37名が参加した。参加者はアジア地域における水に関する最新の情報を収集するために会議・展示会及び技術視察ツアーに積極的に参加していた。
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IWA LESAM 2017(2017年 6月20〜23日)
LESAM(Leading Edge Strategic Asset Management)は、IWAスペシャリスト・グループの1つである戦略的アセット・マネジメントSGが隔年で開催している国際会議で、第7回となる今回はノルウェーのトロンハイムで6月20日から23日の4日間(23日は技術視察)にわたり開催され、28カ国から149名の専門家が参加した。セッションの主なテーマはAMの優良事例、事業計画におけるAM、先進的なデータ管理手法、経済分析、エネルギー管理、リスク管理などで、各国における先進事例、研究成果等について55の口頭発表と21のポスター発表が行われた。日本からは横浜市水道局から3名、東京都水道局から1名、本協会国際課の澤井の計5名が参加し、それぞれ発表を行った。
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ACE17 AWWA年次総会・展示会(2017年6月11日〜14日)
ACEはAWWA(アメリカ水道協会)が毎年開催する年次総会及び展示会であり、本年は6月11日(日)から14日(水)にかけて、ペンジルバニア州フィラデルフィアのフィラデルフィアコンベンションセンターにおいて開催され、11,200人の水専門家が集い、430のセッションが行われるとともに、展示会では530企業が出展し、盛大な大会となった。 AWWAからの招待により、本協会からは、市村研修国際部長と渋谷研修国際部国際課長が参加し、AWWA理事会とAWWA国際委員会において、日本の水道が抱える課題などについてスピーチを行ったとともに、AWWAとシンガポールPUB共催の「効率的な配水管理についてのリーダーズフォーラム」では、日本の漏水率低減についての取り組みを説明した。
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Water Korea 2017(2017年3月21〜23日)
Water KoreaはKWWA(韓国上下水道協会)が毎年開催する展示会、各種国際会議やワークショップ等で構成される主に韓国国内向けのイベントで、今年は光州広域市のKDJコンベンションセンターで開催され、約1万人が参加した。 本協会は韓国側からの招待により2014年から毎年参加して講演等を行っており、今回は「気候変動・災害対策に関する国際上下水道会議」において、国際課・澤井が日本の水道事業における災害時対応に関するスピーチを行った。
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平成28年度国際研修「オーストラリア水道事業研修 〜優良事例、課題、チャレンジ〜」(2017年2月21日〜3月3日)
オーストラリア水サービス協会(WSAA)の全面的な協力により、2017年2月21日〜3月3日までの11日間、オーストラリアのシドニー及びメルボルンで標記グループ研修を実施し、日本各地の水道事業体から11名の研修員が参加した。講義や視察(シドニーのプロスペクト浄水場を訪問)を通じて、オーストラリアの水道事業やアセット・マネジメントの概要及び優良事例、気候変動への対応、革新的な技術や施策等について学ぶとともに、パネルセッションやラップアップ・プレゼンテーション等のプログラムにおいて、日豪両国の水道の現状・課題と解決策等について、活発な議論や情報交換を行った。 平成28年度研修スケジュールと参加者
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ISO/TC 224/WG 6(アセット・マネジメント)会議(2017年1月24、25日)
上下水道のアセット・マネジメントに係る規格開発を行っているISO/TC 224アセット・マネジメントWGの会議がベルリンのドイツ規格協会(DIN)で開催された。同WGでは、2014年に発行された認証規格「ISO 5500X:アセット・マネジメント」を上下水道分野として補完する実務的なガイドラインの作成を進めている。今回の会議では主に、現在作成を進めている上・下水道アセット管理ガイドライン案に対する各国からのコメントの取り扱いについて審議を行った。 会議には7カ国から11名が出席し、日本からは上水道メンバーとして東京都水道局の塩田氏と本協会国際課の澤井が、また下水道メンバーとして日本水工設計の石塚氏が出席した。
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平成28年度全国会議(京都市)における国際イベント等の開催(2016年11月10日〜11日)
本協会国際課では、昨年度に引き続き、平成28年度全国会議(京都市)において下記のとおり国際イベントを実施しました。アジア地域を中心とした各国水道協会(7ヵ国7団体)及びIWA(国際水協会)から幹部を招待し、14名が参加しました。
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第10回IWA(国際水協会)世界会議・展示会(2016年10月9日〜10月14日)
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次回2018年東京開催への引き継ぎ式 |
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本協会もスピーカーとして会議に参加 |
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15団体共同出展のジャパンパビリオン |
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第10回IWA(国際水協会)世界会議・展示会が、オーストラリアのブリスベンにおいて下記のとおり開催された。 1. 期間 平成28(2016)年10月9日(日)〜14日(金) 2. 開催地 オーストラリア・ブリスベン 3. 会 場 ブリスベンコンベンション&エキシビションセンター 4. テーマ Shaping our water future(水未来の形成) 5. 参加者数 会議:約100ヶ国より4,500名以上、展示会:出展者約200団体 6. 発表数 発表:351編(うち日本より24編) ポスター発表:431編(うち日本より46編) 会議では口頭論文発表のほか、セミナー、グループセッション、ワークショップ等が行われ、日本人のプレゼンターやスピーカーも多く参加した。また、閉会式においては、次回2018年東京開催への引き継ぎ式が行われ、東京大学大学院の古米教授より開催国委員会委員長としての挨拶が行われ、東京会議への積極的な参加を呼びかけた。 展示会には本協会のほか水道事業体や民間企業等、計15団体が共同で「ジャパンパビリオン」を出展し、日本の技術や情報のほか、2018年の本会議の東京開催を世界に発信した。 本協会が主催した会議参加ツアーには水道事業体、民間企業、団体等からこれまでで最高の計45名が参加した。参加者は世界における水に関する最新の知識を収集するため会議、展示会や技術視察ツアーに積極的に参加していたほか、2018年の東京開催に向けた情報収集等に努めていた。
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ISO/TC 224/WG 6(アセット・マネジメント)会議(2016年9月27日〜30日)
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会場前にて、AWWAの規格課長Paul Olson氏と |
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会議の様子 |
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上下水道のアセット・マネジメントに係る規格開発を行っているISO/TC 224/WG 6の会議がアメリカ・デンバーのアメリカ水道協会(AWWA)で開催された。 会議には6カ国から12名が出席し(うち1名はウェブ参加)、日本からは上水道メンバーとして本協会国際課の澤井が、また下水道メンバーとして下水道事業団の山下氏、日本水工設計の石塚氏が出席した。
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2016年度JICA課題別研修「上水道施設技術総合(A)」(2016年6月3日〜8月12日)
本協会では、国際協力機構(JICA)の要請を受け、1968年から開発途上国の上水道技術者を対象とした研修を実施している。本年度で49回目を迎える本研修は、10ヶ国15名の研修生をアジア・アフリカ各国(カンボジア、インドネシア、ミャンマー、イラク(2)、エチオピア(2)、ギニア(2)、マラウィ(2)、ルワンダ、スーダン、ザンビア(2))から迎え、6月3日から8月12日の日程で実施した。 研修内容は水源・取水から給水装置までを網羅的にカバーし、水道技術者として必要な知識・考え方を習得することを目的としている。また、プログラムの根幹をなす1週間の「水道基本計画演習」においては、実在する都市の地図を用いて、自らが水道システムを設計・計画できるよう、複数講師によるサポート体制で演習・実習形式により実施している。 研修最終日に行われた「フィードバックレポート」では、研修員が自国で抱える問題の課題整理と本研修で得た知識をどのように還元し、発展させるかを中心に据えた発表を行った。 なお、本協会では「オブザーバー参加制度」を独自に実施しており、首都圏近郊の水道事業体に在職する若手職員を対象に、国際交流の場を提供している。本年度は、東京都水道局、神奈川県企業庁企業局、横浜市水道局、川崎市上下水道局からの6名の参加があった。
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ISO/TC 224/WG合同会議(2016年6月27日〜7月2日)
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ドイツ規格協会(DIN) |
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WG会議の様子 |
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上下水道に係る事項の規格開発を行っているISO/TC 224のWG合同会議がドイツ・ベルリンのドイツ規格協会(DIN)で開催され、各WGにおいて、アセット管理、雨水管理、規格の普及等に関する規格開発の審議が行われた。会議には世界各国から約50名が出席し、日本からは上水道メンバーとして東京都水道局の塩田氏と本協会国際課の澤井が、また下水道メンバー5名が出席した。
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ACE16 AWWA年次総会・展示会(2016年6月19日〜22日)
ACEはAWWA(アメリカ水道協会)が毎年開催する年次総会及び展示会であり、今年はイリノイ州シカゴにおいて開催された。本協会からは、米国側からの招待により、協会間連携の維持、発展を目的として、渋谷国際課長及び川口調査役が参加し、渋谷国際課長が国際委員会において、日本の水道が抱える課題などについてスピーチを行った。 本会議では、17のテーマに分かれた100を超えるセッションと6つのワークショップが開催され、活発な意見交換がなされた。展示会においては、500以上もの出展企業が、水資源専門家の業務を簡便化するための製品やサービスを紹介した。 専門家会議のテーマとワークショップのプログラムは以下のとおり。 <専門家会議テーマ(抜粋)> ・イノベーション:コネクションを作り、障壁を克復する。 ・利害関係者の関与とコミュニケーション ・分水地点と水資源の管理における成功事例 ・浄水処理における進歩 <ワークショップ> 1. 藻類活動への取り組み:水質への影響の測定および対応 2. 水損失管理―監視から行動まで 3. 水道本管の復旧:資料、学んだこと、およびデモンストレーション 4. リアルタイム配給システム水圧モデルの準備と適用 5. 高度パイプライン資産管理:「正しいデータ」のマイニングおよび収集 6. 地下水井戸の水質を理解および予測するためのツール
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ISOワークショップ−グローバル・サービス−(2016年6月13、14日)
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IWA統計・経済スペシャリストグループワークショップ「水道料金と料金負担能力」(2016年5月17日)
平成28年5月17日に、ルーマニア水協会協賛のもと、ルーマニアの首都ブカレストにおいて、IWA統計・経済スペシャリストグループ(以下、「SG」という。)主催のワークショップが開催された。 ワークショップのテーマは、「水道料金と料金負担能力(Tariffs for Water Services and Affordability)」であり、IWA統計・経済SGメンバーの発表により、世界各国における水道料金体系、算定方法等を紹介するとともに、低所得者層への対応をどのように行っているかについての情報を共有した。日本からは、SGの運営委員会委員である本協会研修国際部国際課長渋谷が参画し、日本の国庫補助制度の概要、水道料金体系、算定方法等について説明した。 参加者はルーマニアの水道事業体幹部等を対象として200名程度が集まり、発表後の質疑応答は盛況であった。 ワークショップのプログラムは下記のとおり。 ■ルーマニア水協会会長挨拶 Felix Store ルーマニア水道協会会長 ■セッション1:料金と水使用に関する国際統計 ワークショップ趣旨説明・SGの活動状況 Ed Smeets(オランダ)IWA統計・経済SG座長 ベルギーフランドル地方における新水道料金 −低所得者層への対応− Jan HammeneckerベルギーDeWatergroep水道 ギリシャにおける福祉水道料金とその他の料金 Kostas Tsagarakisギリシャデモクリトス大学準教授 料金体系は効率的な水使用に貢献しているか(スペイン) Francesc Hernandezスペインバレンシア大学準教授 ■セッション2:世界の料金算定の実例 チリにおける料金設定:費用回収の確保、料金負担能力、並びに水と衛生にアクセスできる権利 Guilermo Donosoチリカトリカ大学教授 水道事業に対する国庫補助並びに料金決定(日本) 渋谷正夫 日本水道協会 スイスにおける料金体系と料金設定 Matthias Freiburghaus スイスガス水道協会 ルーマニアにおける料金戦略の選択肢 Teodor PopaルーマニアBrasov水道、IWA統計・経済SG副座長 ■質疑応答・閉会
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Water Korea 2016(2016年3月21〜23日)
Water KoreaはKWWA(韓国上下水道協会)が毎年開催する展示会、ワークショップ等で構成されるイベントで、今年は釜山市のBEXICOで開催された。本協会は韓国側からの招待により、協会間連携の維持・発展を目的として2014年から参加しており、今回は、グローバル・ネットワーク・ミーティングで富岡研修国際部次長が、またアセット・マネジメント・セミナーで澤井国際課課長補佐がそれぞれ講演を行った。
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第1回オーストラリア水道事業研修〜優良事例、課題とチャレンジ〜(2016年2月16日〜26日)
オーストラリア水サービス協会(WSAA)の全面的な協力により、2016年2月16日〜26日までの11日間、オーストラリアのシドニー及びメルボルンで標記グループ研修を実施した。全国の水道事業体及び本協会から11名の研修員が参加し、オーストラリアの水道事業やアセット・マネジメント、気候変動への対応策等について学ぶとともに、日豪両国の水道の現状と課題等について情報交換を行った。
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IWA(国際水協会)戦略的アセット・マネジメント会議(LESAM) (2015年11月17日〜19日)
国際水協会戦略的アセット・マネジメント会議(IWA LESAM 2015)が、横浜市にて開催された。 国内外から200名以上のアセット・マネジメント専門家が参加し、テーマ別講演、パネルディスカッション、口頭・ポスターでの論文発表が行われたほか、会期中に開催された懇親会等のイベントを通じて参加者どうしの交流が深められた。 1. 期 間 2015(平成27)年11月17日(火)〜19日(木) 2. 開催地 横浜市 3. 会 場 横浜シンポジア、ワークピア横浜 4. 主 催 国際水協会(IWA)、横浜市水道局/横浜市環境創造局、 (公社) 日本水道協会、(公社) 日本下水道協会 5. 後 援 厚生労働省、経済産業省、国土交通省、公益社団法人日本水環境学会、 IWA日本国内委員会 6. 参加者 参加者222名(海外89名、日本133名)、スポンサー企業21社 7. 発表数 口頭論文発表全44編(うち日本より18編) ポスター論文発表全60編(うち日本より45編) 8. 発表テーマ ・ 施設のアセット・マネジメント及び自然災害に対するリスク管理 ・ アセット・マネジメントの手法 〜戦略的計画から運用管理まで〜 ・ 環境負荷の低減 ・ 代替可能な水資源及び資源エネルギー(水力、太陽光、風力等)の活用 ・ 技術の革新、トレンド ・ アセット・マネジメントへのアプローチ
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平成27年度全国会議(さいたま市)における国際イベントの開催(2015年10月21〜23日)
平成27年度日本水道協会全国会議(さいたま市)において、海外水道協会及びIWA(国際水協会)から幹部を招待し、国際イベントを開催しました。 厚生労働省及びIWA Japan YWPとの共催で開催した「海外水道フォーラム」には、国内外から約160名の方にご来場いただきました。 ※ 詳細は、下記ページをご参照ください。
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第9回日米台水道地震対策ワークショップ(2015年10月)
第9回日米台水道地震対策ワークショップを、米国水財団(WRF)、台湾水道協会(CTWWA)との協同で、仙台市水道局にて開催した。日本、米国、台湾の3ヶ国から、約100名の参加があり、口頭論文30編、ポスター論文5編の発表が行われた。また、「管路技術」、「耐震技術と備え」、「BCPと強靱化プログラム」の3テーマに分かれ、参加者によるディスカッションが行われたほか、民間企業8社による展示会も行われた。 ※ 詳細は、下記ページをご参照ください。
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IWA(国際水協会)理事会(2015年10月9日)
IWA理事会が10月9日にベルギーのブリュッセルで開催され、2014年度の事業・活動報告や会計・監査報告、定款の見直し、戦略会議(各国IWA国内委員会の現状等に関する地域別グループ討議)などが行われた。 今回のトピックとしては、次期会長選出の投票が行われ、現会長のKroiss氏に代わり2016年度〜2018年度は元スエズ・エンヴァイロンメントのDiane d'Arras氏が会長を務めることとなった。また、同様に2020年IWA国際会議展示会の開催都市はデンマークのコペンハーゲンに決定した。本協会からは、佐久間研修国際部長が前日のPresident Dinner及び会議に出席するとともに、出席者とのネットワーキングに努めつつ2018年に東京で開催されるIWA世界会議・展示会のPRや情報収集等を行った。
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ISO/TC 224/WG 6(アセットマネジメント)会議(2015年9月28日〜30日)
上下水道のアセットマネジメント・ガイドラインを作成するISO/TC 224/WG 6会議がカナダのケベックシティで開催され、7カ国14名のメンバーが出席、うち日本からは本協会の澤井、仙台市の水谷氏、国交省の宮本氏が出席した。WGでは現在、上水道管路アセットマネジメント、下水道管渠アセットマネジメントの2つのガイドライン文書案の作成作業が進められており、両文書に対する各国からのコメントの取り扱い等に関して審議が行われた。
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第6回IWA(国際水協会)アジア・太平洋地域会議・展示会(ASPIRE)(2015年9月20日〜24日)
第6回目の開催となるIWA ASPIRE会議が、中国・北京市にて開催され、主催者発表で37ヶ国から約1,000名の出席者があった。今回の会議は「Sustainable Water Environment and Water Use(持続的な水環境と水利用)」をメインテーマとして開催された。 本協会からは、尾崎理事長、富岡研修国際部次長、三竹シニア国際専門監、笹原国際課主査及び千原国際専門監が会議に参加した。ASPIRE理事会への出席のほか、展示会において、本協会を含め11団体の共同によるジャパンパビリオンを出展した。
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WATER KOREA 2015(韓国上下水道協会総会・展示会)(2015年8月25日〜28日)
韓国上下水道協会(KWWA)からの要請を受け、ソウル市のKINTEXにて開催されたWATER KOREA 2015に昨年に続き出席した。参加者は累計約2万人とのことであった。 メインイベントである資器材展示会(約200社が出展)に加え数多くのワークショップやミーティングが併催されており、本協会からは、韓国のほかアメリカ、インド、インドネシアの水協会が参加した国際イベント「グローバル・ネットワーク・ミーティング」及び日韓の情報交換イベント「KWWA・JWWAフォーラム」に出席し、日本の取組に関して発表を行った。
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平成27年度インドネシア水道事業研修(2015年8月23日〜8月30日)
インドネシア水道事業研修は、本協会とインドネシア水道協会(PERPAMSI)との覚書(MOU)に基づき、2013年よりインドネシア・ジャカルタにおいて実施されている。3回目を迎える本年度は日本側から9名、インドネシア側から6名が本研修に参加した。本協会からはコーディネーターとして研修国際部次長の富岡が、サブコーディネーター兼研修生として国際課主査の笹原が参加した。 研修内容はインドネシア国の水道システム、ガバナンス体制、規制システム、浄水方法、無収水対策、料金制度、労務管理、人材育成、国際連携体制等、幅広いトピックを講義やディスカッションを通じて学ぶものである。本研修では研修生全員による「シティレポート」の発表、また特定のテーマに基づく「オープンフォーラム」が組み込まれており、研修生が主体的に情報発信・意見交換する機会が備えられている。このことにより、水道事業へのより深い理解、及び英語でのコミュニケーション能力、国際感覚の向上が期待されている。 研修最終日に行われた「オープンフォーラム」においては、「財務、無収水管理、人材育成」の3つのトピックについて、予め班分けされた日本インドネシア混成による3グループ内でそれぞれ議論してまとめた成果を発表し、複数講師を交えてディスカッションを行った。日本とインドネシア双方で抱える問題の課題整理と本研修で培った成果を踏まえた政策提言の発表を行った。 本研修は日本とインドネシアの水道事業における友好関係の一つの象徴となっている。本協会としては、本研修を継続的に実施することで、両国の人材育成に資するとともに、水道事業体パートナーシップ(WOPs)事業の発展を後押ししていくものである。
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2015年度JICA課題別研修「上水道施設技術総合(A)」(2015年6月15日〜8月19日)
本協会では、国際協力機構(JICA)の要請を受け、1968年から開発途上国の上水道技術者を対象とした研修を実施している。本年度で48回目を迎える本研修は、8ヶ国10名の研修生がアジア・アフリカ各国(カンボジア、エチオピア、マラウィ、ミャンマー、ルワンダ、サモア、ソマリア、スーダン)より参加し、6月15日から8月19日の日程で実施された。 研修内容は水源・取水から給水装置までを網羅的にカバーし、水道技術者として必要な知識・考え方を習得することを目的としている。また、プログラムの根幹をなす1週間の「水道基本計画演習」においては、実在する都市の地図を用いて、自らが水道システムを設計・計画できるよう、複数講師によるサポート体制で演習・実習形式により実施している。 研修最終日に行われた「アクションプラン」では、本国で抱える問題の課題整理と本研修で培った成果を踏まえた政策提言と将来計画の発表を行った。 なお、本協会では「オブザーバー参加制度」を独自に実施しており、首都圏近郊の水道事業体に在職する若手職員を対象に、国際交流の場を提供している。本年度は、神奈川県企業庁、横浜市水道局、川崎市上下水道局、埼玉県企業局からの参加があった。
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第14回ソウル東京フォーラム(2015年5月13日〜15日)
第14回ソウル東京フォーラムが韓国・ソウルにて開催された。本フォーラムは2001年よりソウル市立大学、首都大学東京の2者間での連携によりスタートし、2008年よりソウル特別市、東京都水道局、韓国上下水道協会、及び日本水道協会の4者が加わり、互いの英知を共有し合う場として毎年開催されている。 3日間のプログラムは、初日がソウル特別市表敬訪問、2日目がソウル市立大学における国際セミナー、3日目が技術視察及び韓国上下水道協会表敬訪問であった。国際セミナーにおけるテーマは「21世紀の水道産業と未来技術」であり、日韓の水道関係者計16名が産学官それぞれの立場からプレゼンテーションを行った。本協会からは「日本水道協会の検査認証事業」及び「日本水道協会の国際活動」について紹介を行った。
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第7回世界水フォーラム(2015年4月12日〜17日)
第7回世界水フォーラムが、4月12日(日)から17日(金)にかけて、大韓民国の大邱広域市と慶尚北道慶州市にて開催された。世界水フォーラムは、3年に一度、全世界の水関係者らが集結し、世界の水問題の解決に向けた議論を行う国際会議であり、本協会からは、12日の開会式に尾崎理事長、三竹シニア国際専門監が、また、15日から17日までの各種イベントに、佐久間研修国際部長、酒井国際専門監が参加し、各国代表者とのネットワーキング、日本パビリオンの厚生労働省ブースでの広報活動、第4回日韓水道課長会議への出席やセッションの聴講等を行った。
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インドネシア上下水道展示会・フォーラム及びマレーシア国際会議・展示会(2015年4月)
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インドネシア上下水道展示会・フォーラム |
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マレーシア国際会議・展示会 |
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インドネシア上下水道展示会・フォーラム(2015年4月21日〜23日) インドネシア上下水道展示会・フォーラムがPERPAMSI(インドネシア水道協会)の主催により開催された。PERPAMSI幹部より、日本−インドネシアの水道協会連携による関係強化の一環として、本フォーラムへの招待及び基調講演の依頼要請があったため、本協会職員2名が参加した。 本フォーラムは、水道関係省庁による「パネルディスカッション」、近隣アジア5ヶ国(マレーシア、フィリピン、タイ、ラオス、日本)を含めた「国際フォーラム」、「各国水道協会間連携会議」、分科会、展示会、技術視察など多岐にわたるプログラムが実施された。「国際フォーラム」では各国からの招待者が自国の「水道経営・規制システム」についてプレゼンテーションを行った。日本からは本協会が「日本の水道経営の特徴と優良事例」について紹介を行った。また、「各国協会間連携会議」では、PERPAMSI職員、5ヶ国の水道協会、Water Links、International Water Centreなどの職員が参加し、WOPs(水道事業体パートナーシップ)の可能性について協議した。 マレーシア国際会議・展示会(2015年4月22日〜24日) マレーシア国際会議・展示会がMWA(マレーシア水協会)の主催により開催された。MWA幹部より、日本−マレーシアの水道協会連携による関係強化の一環として、本会議への招待及び基調講演の依頼要請があったため、本協会職員2名が参加した。会議は「未来における水安全」、「下水・再利用の促進」、「持続可能な環境と保護」、「無収水対策」の4つのテーマに分かれて発表と議論が行われた。日本からは本協会が「日本水道協会の災害対策」についてプレゼンテーションを行った。最終日のワークショップでは、無収水管理対策について、複数の民間企業から最新技術の紹介があった。
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IWA(国際水協会)統計・経済スペシャリストグループ・ワークショプ開催報告(2015年3月19日)
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ISO/TC 224会議(2015年4月13日〜17日)
ISO/TC 224(国際標準化機構の上下水道サービス及びマネジメントに関する専門委員会)の全体会議がオーストリア・ウィーンのASI(オーストリア規格協会)で開催された。TC会議のほかTC傘下の各WGの会議が開催され、日本の提案により新たに立ち上げられたWG 11「雨水管理」並びにシンガポール提案のWG 12「水の効率利用」が活動を開始した。 また、新業務項目としてイスラエルから「都市部における災害時の飲料水供給」及び「飲料水用フレキシブル・タンク」が提案された。
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第8回ISO/TC 224/WG 6(アセット・マネジメント)会議(2014年12月)
上下水道のアセット・マネジメント及びベンチマーキングのガイドライン(ISO規格)を作成する標記ISOワーキンググループ会議が、ドイツのベルリンにあるドイツ規格協会(DIN)で開催され、本協会からは澤井国際課課長補佐が出席した。 会議には9か国から計25名が参加し、同WGが作成しているガイドラインの内容について3日間にわたり審議が行われた。
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平成26年度全国会議(名古屋市)における国際イベントの開催(2014年10月30日)
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第9回IWA(国際水協会)世界会議・展示会 ポルトガル・リスボン(2014年9月)
第9回IWA(国際水協会)世界会議・展示会が、平成26年9月21日(日)から9月26日(金)の日程で、ポルトガルの首都リスボンにおいて開催された。 本協会が主催した会議参加ツアーには計34名が参加した。また、展示会には本協会のほか水道事業体や民間企業等、計10団体が共同で「ジャパン・パビリオン」を出展し、日本の水道技術を世界にPRした。 さらに、会議期間中には、2018年(平成30年)に東京で開催されるIWA世界会議・展示会に向け、広報及び会議運営状況の視察、開催に際してのIWAとの予備基本協定への署名式等を実施した。 1. 期間 2014(平成26)年9月21日(日)〜26日(金) 2. 開催地 ポルトガル・リスボン 3. 会 場 リスボン・コングレスセンター 4. テーマ Shaping our water future(水の未来の形成) 5. 参加者数 一般参加者5,500名、会議登録者2,750名、出展参加企業210社 6. 発表数 口頭論文発表全350編(うち日本より24編) ポスター論文発表全600編(うち日本より50編)
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WaterLinks Forum 2014 マニラ(2014年8月10日〜13日)
WaterLinksは、アジア開発銀行、USAID、IWAにより2008年に設立された組織で、アジア・太平洋地域における上下水道分野のWOPs(Water Operator Partnerships、水事業者間の技術移転・連携等の活動)をファシリテートすることにより、持続可能な水マネジメントを実現し、水事業運営の効率性を改善していくこと等を目的としている。 本フォーラムは概ね毎年開催されており、開発途上国の上下水道における主要な課題に関する講演及びディスカッション、並びに技術を提供する事業者(Mentor)と提供を受ける事業者(Recipient)のマッチメイキング等が行われるイベントである。 日本の水事業者のより積極的な国際協力活動が期待される中、本協会が今後WOPsにおいて果たし得る役割等について調査すること等を目的として、研修国際部主幹(現部長)の佐久間と国際課課長補佐の澤井が本フォーラムに参加した。
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第6回シンガポール国際水週間(SIWW)(2014年6月1日〜5日)
シンガポール国際水週間(SIWW)は、シンガポールで行われる大規模な国際会議及び展示会で、前回以降隔年で開催されている。 2014年6月1日から5日にかけて、シンガポール・マリーナベイサンズ展示場にて第6回シンガポール国際水週間2014が開催され、同時開催された都市サミット及び環境サミットと合わせて世界140ヶ国から約20,000人の参加があった。 日本から展示会(WaterExpo)を中心に多くの事業体・企業・団体が参加し、本協会からは研修国際部松井部長及び国際課千原が参加した。
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第7回ISO/TC 224/WG 6(アセット・マネジメント)会議
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会議の様子 |
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平成26(2014)年4月9日から11日までの3日間、日本水道協会会議室でISO(国際標準化機構)に設置された上下水度サービス及びマネジメントに関する専門委員会TC 224のアセット・マネジメントWG(WG 6)会議が開催された。当WGでは、上下水道のアセット管理ガイドラインを作成しており、その内容等に関する審議が行われた。 出席者は日本、ドイツ、オランダ、カナダ、イギリスの5カ国から計13名で、日本の上水道関係からは東京都水道局多摩水道改革推進本部の石田技術指導課長と、本協会の澤井国際課課長補佐が出席した。
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IWA(国際水協会)セミナー・ワークショップ(2014年4月8日)
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第1回 2018年国際水協会(IWA)世界会議・展示会開催準備委員会(2014年2月7日)
2018年に東京で開催するIWA世界会議・展示会の開催準備に関する検討を行う準備委員会の第1回会合を開催した。 はじめに委員長の互選を行い、花木東京大学大学院教授(IWA日本国内委員会委員長、Web会議形式で出席)を選任した。続いて、準備委員会の下に幹事会を設置し、実務的な審議を行っていくことについて了承し、4月にIWAと締結する協定書の内容及び今後の活動スケジュールについて確認した。 IWA 世界会議・展示会準備委員会 委員 東京都公営企業管理者・水道局長 吉田 永 東京都公営企業管理者・下水道局長 松浦 將行 公益社団法人 日本水環境学会会長 迫田 章義 公益社団法人 日本水道協会理事長 尾崎 勝 公益社団法人 日本下水道協会理事長 曽小川 久貴 IWA日本国内委員会委員長 花木 啓祐
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2018年IWA(国際水協会)世界会議 東京開催が決定 (2013年9月)
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花木委員長のプレゼンテーション |
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“We are Ready to Host the IWA 2018!” |
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9月14日イスタンブールで開催されたIWA理事会において、2018年のIWA世界会議・展示会の開催都市が東京に決定した。 理事会での東京招致に向けたプレゼンテーションでは、2018年IWA世界会議日本招致推進委員会委員長の花木東京大学大学院教授をはじめとした関係者が、東京開催の魅力について説明し、結びに「We are Ready to Host the IWA 2018!」と書かれたメッセージカードを掲げた。
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第5回 IWA(国際水協会)アジア太平洋地域会議・展示会(ASPIRE)(2013年9月)
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ジャパンパビリオン にて |
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花木東京大学大学院教授 基調講演 |
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古米東京大学大学院教授 ガラディナーにて乾杯の挨拶 |
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9月8日(日)〜9月11日(水)にかけて韓国、大田市で第5回IWA−アジア太平洋地域会議が開催された。今回の会議のテーマは「Smart Water for Future」と題し、 約25カ国から500余名が会議登録し、口頭発表、ポスター発表が行われた。 本協会では会議参加ツアー及び展示会への共同出展を企画した。ツアーには水道事業体及び水道関係企業から計23名が参加し、展示会では下記、8団体がジャパンパビリオンとして出展し、各社の事業、活動をアピールした。 ジャパンパビリオン参加団体 ・日本水道協会 ・日本下水道協会 ・GCUS(ダイセン・メンブレン・システムズ,JSC) ・横浜市水道局 ・アタカ大機株式会社 ・水ing株式会社 ・コスモ工機株式会社 ・水道工業団体連合会
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IWA Leading-Edge Asset Management (LESAM) 2013(2013年9月)
LESAMはIWA(国際水協会)のスペシャリスト・グループの1つであるSAM(Strategic Asset Management)が隔年で開催している会議で、今回は会議前日のワークショップを含め2013年9月9日から12日まで、オーストラリアのシドニー・インターナショナル・コンベンション・センターで開催された。本協会からは国際課の澤井が論文発表及びパネルセッションのパネリストとして出席した。2015年の同会議の開催地は横浜市に決定しているため、横浜市からは論文発表者1名を含む5名の職員が参加した。
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第5回 ISO/TC 224/WG 6(アセット・マネジメント)会議(2013年9月)
ISO/TC 224(国際標準化機構の上下水道サービス及びマネジメントに関する専門委員会)のアセット・マネジメント・ワーキンググループ会議が、2013年9月4日、5日の2日間、オランダ・デルフト市のNEN(オランダ規格協会)にて開催され、上下水道のアセット・マネジメントに係る国際規格文書の編集方針等に関する検討が行われた。 日本からは本協会職員を含む3名が出席し、日本における研究・取組事例等を紹介した。 次回会議は2014年4月に日本水道協会で開催予定。
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平成25年8月24日から9月1日にかけて、国際研修 水道事業研修がインドネシア共和国、ジャカルタで開催された。 本研修は日本水道協会と関係の深い水道協会等に研修の受入れ要請をし、国際能力の強化を図るとともに当該国の水道事情を学ぶ研修であり、本協会初の試みとなっている。今年度はインドネシア水道協会(PERPAMSI)に協力を依頼し実施した。本協会の各地方支部からの推薦者6名とPERPAMSI側から5名が出席した。 研修では、インドネシアの水道事業全般(経営/技術/施設等)に関する英語での講義、浄水場や浄水場拡張工事の現場視察が実施され、活発な意見、情報交換が行われた。
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第7回IWA(国際水協会)ワークショップ(2012年2月)
第7回IWA(国際水協会)ワークショップ 水道事業体における施設整備と顧客満足〜アセットマネジメントに焦点を当てて〜 1. 主催 : IWA(国際水協会)、横浜市水道局、日本水道協会 2. 後援 : 厚生労働省、水道技術研究センター、日本水道工業団体連合会、 日本水道新聞社、水道産業新聞社 3. 開催期間 : 2012年2月2日(木)〜3日(金) 4. 会 場 : 横浜情報文化センター6F 情文ホール 5. 参加者数 : 200人 6. 使用言語 : 英語・日本語(同時通訳) 平成24年2月2日、3日の2日間、横浜情報文化センターにおいて、第7回IWA(国際水協会)ワークショップが開かれた。 今回のワークショップは、「水道事業体における施設整備と顧客満足〜アセットマネジメントに焦点を当てて〜」をテーマとして、東京大学大学院の滝沢教授を座長に、IWA上席副会長のヘレナ・アレグレ氏、副会長のウォルター・クリング氏を始め、世界7ヵ国から9名の講師を招き、各国におけるアセットマネジメントの概念や手法、実施事例、水道事業運営への活用方法について、自らの経験を発表していただいた。 およそ200名の参加者は、熱心に各講師の発表に聞き入り、闊達な質疑応答が行われるなど、盛況な中ワークショップは進行し、座長の滝沢教授は、「持続的な水道事業運営を可能とする手段として、アセットマネジメントが重要かつ有効であることを認識した。ここに我々ワークショップの参加者は、水道事業の運営において、アセットマネジメントと広報活動を有効に活用し、持続可能な水道事業の実現に向けて、更に努力することを宣言する」と、本ワークショップを締めくくり、「参加者及び講師の皆様の同意のもとに、主立った内容を要約し、関係するすべての皆様に対して「横浜からのメッセージ」として発信したい」と語った。 また、会期中、全講師と林文子横浜市長との会談が行われ、今後の水分野の世界的な動向やそれに対する横浜市の協力のあり方について、情報交換を行った。
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IWAスペシャリスト・グループ会議−上下水道の戦略的アセット・マネジメント(LESAM 2011)(2011年9月)
IWAスペシャリスト・グループ会議−上下水道の戦略的アセット・マネジメント(LESAM 2011) IWAに50以上あるスペシャリスト・グループのうちの1つである「アセット・マネジメント」グループ(座長はIWAシニア副会長でもあるポルトガルのHelena Alegre氏)が隔年で開催している標記国際会議が、2011年9月27日から30日にかけて、ドイツ西部のミュルハイム・アン・デア・ルール市で開催された。 出席者は25カ国から207名で、3日間にわたり60編の口頭発表と約20のポスター発表が行われた。発表は内容により以下のようなセッションに振り分けられた。 ・アセット・マネジメントの考え方 ・アセット・マネジメント国際規格化の動向と意義 ・国レベルにおけるアセット・マネジメント実施の取り組み ・事業者レベルにおけるアセット・マネジメント実施の取り組み ・アセット・マネジメント実施のためのツール(ソフトウェアなど) アセット・マネジメントへの取り組みは、近年、日本の上下水道事業においても活発に進められており、さらに現在ISO(国際標準化機構)によるアセット・マネジメント国際規格の策定が行われているなど、注目を集めているテーマであることから、本会議には本協会より職員2名が出席し、各国の動きに関する情報を収集するとともに、日本におけるアセット・マネジメント推進の取り組みを紹介する口頭発表を行った。 なお、本会議のプログラム及び全てのプレゼンテーションのファイルは、下記のサイトから閲覧及びダウンロードが可能となっている。
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第6回IWA(国際水協会)ワークショップ(2011年1月)
第6回IWA(国際水協会)ワークショップ 蛇口の水のプロモーション〜水道事業体における水道水の飲用促進と広報の実践〜 1. 主催 : IWA(国際水協会)、横浜市水道局、日本水道協会 2. 後援 : 厚生労働省、水道技術研究センター、日本水道工業団体連合会、 日本水道新聞社、水道産業新聞社 3. 開催期間 : 2011年1月20日(木)〜21日(金) 4. 会 場 : 横浜情報文化センター6F 情文ホール 5. 参加者数 : 200人 6. 使用言語 : 英語・日本語(同時通訳) 平成22年1月20日、21日の2日間、横浜情報文化センターにおいて、第6回IWA(国際水協会)ワークショップが開かれた。 今回のワークショップは、「蛇口の水のプロモーション〜水道事業体における水道水の飲用促進と広報の実践〜」をテーマとして、東京大学大学院の滝沢教授を座長に、IWA副会長のウォルター・クリング氏、専務理事のポール・ライター氏、IWAスペシャリストグループ(マーケティング・コミュニケーション)委員長のブリタ・フォルスバーグ氏を始め、世界10ヵ国から15名の講師を招き、各国における蛇口の水の飲用促進策、広報活動について、自らの経験を発表していただいた。 およそ200名の参加者は、熱心に各講師の発表に聞き入り、闊達な質疑応答が行われるなど、盛況な中ワークショップは進行し、座長の滝沢教授は、「世界各国の水道事業体において、様々な手段により広報が行われていることを確認したが、未だ不十分であることを認識している国が多いと感じられた。今後は新しい広報手段も模索し、各国との連携も視野に入れ、より一層の情報発信に努めるべき」と、本ワークショップを締めくくった。
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厚生労働省受託 日本-カンボジア水道セミナーの開催(2010年12月)
2010年12月16日、日本水道協会はカンボジア・プノンペン市で厚生労働省からの受託事業として、日本-カンボジアセミナーを開催した。 本セミナーは2008年から継続して開催されており、今回で3回目となる。セミナーにはカンボジア国水道関係者が92名、日本からは41名が参加した。 まずカ国の行政担当者より水道の現状及び課題について講演があり、それに答える形で厚労省から日本としての提案を講演した。続いて、日本の研究機関、水道事業体及び水関連企業より日本の先端技術の紹介、水道事業体の取り組み及び水関連企業の取り組みを紹介した。これら日本の技術及び取り組みをいち早く取り入れた成功事例としてプノンペン水道公社の取り組みを現状をプノンペン水道公社の総裁が紹介した。 セミナー終了後、日本国厚生労働大臣とカ国鉱工業エネルギー大臣との間で、「カンボジア国における水の安全供給を促進するための協力に関する覚書」の締結式が行われた。式典では厚労省水道課熊谷施設計画室長とPhork Sovanrith鉱工業エネルギー省次官が固い握手を交わした。 午後からは、オープンイベントを開催し、日本の水関連企業7社が企業及び製品紹介を行い、個別に関連水道事業体との面談を行った。
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厚生労働省受託 日本-ベトナム水道セミナーの開催(2010年11月)
2010年11月26日、日本水道協会はベトナム・ハイフォン市で厚生労働省からの受託事業として、日本-ベトナムセミナーを開催した。 本セミナーは昨年に引き続き2回目となるが、今回はハノイの東方約120Kmにあるハイフォン市の国際会議場で行った。 セミナーでは、ベトナム側から132名、日本側は53名の参加者があり、まず、ベトナム国より建設省、ハイフォン市、フエ市、サイゴン水道公社から当該の地域における現状と課題について講演があり、これら課題解決のための提案が日本側からなされた。日本側講演は、厚生労働省、水道技術研究センター、横浜市水道局、北九州市水道局、東京都水道局であった。 また、セミナー終了後にはオープンイベントを開催し、日本からの水道事業体及び水関連企業約20社が日本の水道技術を個別に紹介し、ベトナム各地の水道事業体関係者に具体的な提案を行った。 なお、本セミナーはハイフォン市水道105周年記念式典と、ベトナム上下水道協会総会・展示会とあわせて開催されたため、多数のベトナム水道関係者が一堂に会した。
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NEDO日中城鎮安全供水長興モデル事業調査(2010年10月)
日本水道協会はNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)からの受託事業として「日中城鎮安全供水長興モデル事業調査」を日立製作所およびパシフィックコンサルタンツのサポート機関として参画した。 本事業では、省エネと水資源の有効利用を実現する省エネ型配水コントロールシステムを官民連携により研究開発し、アジア地域に普及させることを目的に、中国長興県をモデル地区として事業調査を2010年10月26日〜30日の日程で行った。 長興県は上海の西約100キロの所に位置し、大湖のほとりにある町である。給水人口15万人、給水面積300Km2、日平均配水量8,500m3である。 長興県の水道は、民間企業である長興栄達水務有限公司が長興県建設局の監督の下実施している。今回の日本側調査団は、日本水道協会、日立製作所、パシフィックコンサルタンツ並びに通訳の12名で構成された。中国側メンバーは、長興県建設局盛宏偉副局長、張国英公共事業科長、長興永達水務有限公司張培順総経理、胡萍副総経理、他2名であった。 今回の調査では、配水管網中の何カ所かをピックアップし水圧及び残留塩素の測定を行い、日本側提案の管網整備計画による精査を行った。その結果管網計算の計算条件は正しいことが証明された。 また、長興県の隣にある先進都市寧波市を訪問し、中央制御による配水コントロールシステムを見学した。
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第7回IWA世界会議 モントリオール(2010年9月)
2010年9月19日〜9月24日、第7回IWA世界会議がカナダ・モントリオールで開催された。世界90カ国から参加者は4000人を越え過去最大規模で行われた。 5日間にわたるセッション、ワークショップでは、セッション数70以上、712編の口頭発表、529編のポスター発表があった。このうち、日本からは15件の口頭発表、23編のポスター発表を行った。日本水道協会の御園専務理事も、アジア太平洋フォーラム第1部「水セクターにおけるエネルギー効率」において、日本の水道の省エネ対策について口頭発表を行った。セッションでは日本企業による「Japan’s National Platform」も行われ、古米東京大学大学院教授の発表を始め、日本企業6社によるプレゼンを行い日本企業の技術力をアピールした。 併催された展示会には約120社の企業が参加し、日本は大成機工、メタウォーター、東京水道サービス、日本水道工業団体連合会、日本水道協会がジャパンパビリオンとして出展を行った。 また、本会議中の表彰ではIWA会長を務めた丹保憲仁前北海道大学総長・NHK放送大学長がIWA会長大賞を受賞し、京都大学名誉教授の松井三郎氏が名誉会員の称号を授与された。さらに、7名の日本人がIWAフェローズに認定された。これはIWA活動へ深い関与を行った水道の専門家に対して贈られるものであり、今回認定を受けた34名中、国別で日本が最多となるなど、日本人の活躍が高く評価された。 次回2012年は韓国釜山において、2014年の開催地はポルトガルのリスボンにおいて開催することが決定している。
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JICA横浜Forum・JWWAワークショップ(2010年1月)
横浜市とJICAは2010年1月20日〜22日の3日間、横浜市でアジア地域上水道事業幹部フォーラムを開催した。アジア9カ国(バングラディッシュ、カンボジア、インド、インドネシア、パキスタン、フィリピン、スリランカ、タイ、ベトナム)から30名が参加した。 このフォーラムでは、水道政策、健全な水道事業経営、無収水対策、水道の貧困対策、財政・料金、水質管理、水道事業の官民連携、人材育成などについて、各国からの発表があり、それに対する議論が展開された。最終日には横浜ファーラム宣言をプノンペン水道公社総裁が読み上げ、ファーラムの成果を総括した。その結果、政府間及び事業体同士の相互連携と対話を促進し、近い将来本フォーラムでの議論を実行した結果を持ち寄り継続的に話し合うことも提案された。 本フォーラム終了後、本会は水道協会ワークショップを開催し、インド、インドネシア、ベトナム、カンボジアの水道協会関係者と情報交換を行ない、今後継続的に交流を深めていくことを確認した。
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日本水道協会の御園良彦専務理事ら一行は2010年1月28日から4日間、インドのラジャスタン州・ジョドプールで開かれたインド水道協会(IWWA)の第42回総会に出席した。IWWA幹部らと面談し、お互いの水道事情や水道協会の役割について意見交換を行った。今後、両協会間の交流を促進することで合意した。
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水道事業体と新興国が覚え書きを締結(2009年4月、8月、9月、12月)
北九州市水道局は2009年4月、中国の大連市自来水集団有限公司と覚書きを締結した。これにより、これまでの関係をより緊密なものにし、双方の人材育成と能力向上に寄与することを目的に、覚え書きに基づき、研修生の受入・セミナー講師の派遣を中心とした活動を展開する。 なお、この覚書の契約期間は3年間となっている。 また、北九州市水道局は2009年12月、ベトナムのハイフォン市水道公社Hai Phong water supply one member limited companyとも3年を契約期間とした覚書を締結した。これにより、主に研修員の受入による研修実施により、北九州市水道局の有機物に対する浄水処理向上に関する技術移転を図る。 横浜市水道局は2009年8月、ベトナムの水道関係3機関と覚え書きを締結した。これにより、これまでの関係をより緊密なものにし、双方の人材育成と能力向上に寄与することを目的に、覚え書きに基づき、研修生の受入・セミナー講師の派遣を中心とした活動を展開する。 なお、この覚書の契約期間は3年間となっている。 さいたま市水道局は2009年9月、ラオスの首都ビエンチャン水道局と2年間の協定を締結した。これにより、研修員受入や職員派遣を行い、従来提供してきた水道技術のビエンチャンへの定着を図るとともに、さいたま市側は中堅職員の企画立案力等を養う。 大阪市水道局は2009年12月、ベトナムのホーチミン市水道総公社と覚書を事業体等と覚え書きを締結した。これにより、1年交代で、数名程度の交流団を数日程度の期間で派遣し、相互に技術情報や意見の交換を行って双方の水道事業の持続性に貢献していく。
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ISO/TC224ワーキンググループ会議を東京で開催(2009年10月)
2009年10月26日〜28日、WG7(危機管理)の第4回会議が9カ国(日本、イスラエル、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ、カナダ、オランダ、オーストラリア)19名の参加により日本水道協会会議室開催された。会議では、前回のバンフ会議に基づき修正されたガイドライン案について議論が行われた。 2009年10月28日〜29日、WG6のAHG2(作業グループ)会議が、9ヶ国(日本、イスラエル、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ、カナダ、オランダ、オーストラリア)17名の参加により日本水道協会会議室で開催された。会議では2011年のTC224総会に提出するガイドライン案を固めるための議論がなされた。
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2009年10月19日〜21日、第3回IWA-ASPIRE(国際水協会アジア・太平洋地域会議)が台湾・台北市で開催された。「アジア・太平洋地域における水の持続的発展に向けて」をテーマとして、35カ国から830人を超える参加者が集まった。ポスター、口頭発表合わせて500編の発表が行われ、日本からは約100名が参加。日本の浄水処理や管路関連の最新技術、人材育成、環境対策等、約100編の発表を行った。 併催された展示会には7カ国から21団体、企業が出展した。日本は、ジャパンパビリオンとしてクボタ、日立製作所、大成機工、メタウォーター、キッツ、昭和螺旋管製作所、前澤給装工業、東京水道サービス、栗本鐵工所、日本水道協会が出展し、日本の優れた製品・技術をPRした。また、ASPIRE 東京組織委も出展し、2011年に東京で行われる次回会議 ASPIRE2011への参加を呼びかけた。
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日米台地震対策ワークショップで論文発表(2009年9月)
第6回日米台地震対策ワークショップは、2009年10月14日から16日の3日間、台湾水道協会(CTWWA)、米国水研究基金(Water Research Foundation)及び日本水道協会の共同開催により、台北市の台湾国立地震工学研究センター(NCREE)の会議室で開催された。 今回は、日本から東京都市大学の長岡教授を団長に20名が参加し、米国からは12名、台湾からは台湾水道協会、国家地震工程研究センター、国家災害防救科技センター、台湾経済部水利署、台湾水道公社、台北市水道局等の水道事業、研究機関及びコンサルタントから25名、その他イタリアから1名が参加し、全体で約60名のワークショップとなった。論文発表は、10月14日と15日午前の合計1日半にわたり行われ、「水道施設の地震対策」、「施設の耐震化対策」、「危機管理対策」及び「緊急時対応」に関する34編であった。 15日午後には、災害を想定した事業継続計画 (Business Continuity Management)をテーマに自由討議が台北大学のBan-Jwu Shih准教授、ロスアンジェルス市水道電気局(LADWP)のCraig Davis氏、東京工業大学の大町教授を議長団に行われた。 その際、台湾のMr. Sheng-Yen Hsieh(謝勝彦)氏、本会中村調査役及び米国EBMUDのXavier Irias氏により、自由討議のテーマとなる「事業継続計画」について日米台の状況の報告があった。これを出発点として日米台それぞれから各国の事情をふまえた活発な議論が展開された。その結果、Craig Davis氏が今回のワークショップは、異なる国の異なる組織の異なる意見を聞くよい機会であり、今後も継続することを期待したい、と総括した。
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バンコクでのWaterLinks Forumへ出展・参加(2009年9月)
水道事業体パートナーシップ(WOPs)活動とは、水道事業体間の協力により開発途上国の人材育成のための仕組みであり、国連ミレニアムゴール(MDGs)の達成のためであるため、UN-HABITATが所管している。 アジア地域のWOPs活動を主体的に実施する団体として、WaterLinksがアジア開発銀行(ADB)、IWA、米国開発庁(USAID)の三者により設立された。現在アジア地域で、20程度の事業体間プログラムを実施している。 今回、2009年9月28日〜30日の3日間バンコクにおいて、これらパートナーシップ活動をより促進するためにフォーラムが開催され、支援事業体とそれを受ける事業体との連携強化のための議論が行われた。日本からは、さいたま市、横浜市、JICA、日本水フォーラム、水道技術センターが参加した。開発途上国側からは、バングラディッシュ、カンボジア、中国、インド、インドネシア、ケニア、ラオス、マカオ、モンゴル、ネパール、パキスタン、パプアニューギニア、フィリピンモルジブ、サモア、スリランカ、タイ、ベトナムからの参加者があった。その他の国からも、オーストラリア、ベルギー、韓国、マレーシア、シンガポール、台湾、オランダ、米国が参加した。
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ソウル−東京フォーラム2009へ参加(2009年9月)
2009年9月24日〜26日、韓国ソウル市立大学にて開催。近隣国水道協会である韓国上下水道協会とともに、それぞれの国の水道事業の現状と課題について発表を行い、交流を深めた。また、日本から参加した首都大学東京・東京都水道局、韓国参加したソウル市立大学・ソウル市水道本部は、施設更新や水質管理等に関する発表を行った。
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世界水フォーラム イスタンブールへ参加・パリ水道と交流(2009年3月)
日本水道協会の御園良彦専務理事一行は2009年3月16日〜22日にトルコ・イスタンブール市で開催された第5回世界水フォーラムに参加した。 今回のフォーラムは、「水問題解決のための架け橋」をメインテーマに掲げ6つのテーマ、23のトッピックスに添って、全体で100分科会が開かれ、世界192ヵ国から約33,000人が参加した。 こうした中、御園専務理事は各国水機関の首脳と交流を図った。とりわけ、フランス・パリ水道の会長であるアン女史とは約2時間にわたり、パリ水道の改革(再公営化)等について意見交換・お互いの水道事情に関しての情報交換を行い交流を図った。
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2009年2月2日・3日の両日にわたり、東京都水道局研修・開発センターにて、聴講者として水道関係者131名を集めて開催。慶應義塾大学商学部の井手秀樹教授が議長を、イタリア・米国・オーストラリア・シンガポール・南アフリカ・日本の6ヵ国水道関係者ならびに国際水協会(IWA)専務理事と前 アジア開発銀行給水衛生専門家が講師を務め、水道経営や料金制度を紹介し、持続可能な社会を構築するための水道料金のあり方を議論し、これからの水道料金及び徴収方法について考察した。
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