本協会国際課では、昨年度に引き続き、平成28年度全国会議(京都市)において下記のとおり国際イベントを実施しました。アジア地域を中心とした各国水道協会(7ヵ国7団体)及びIWA(国際水協会)から幹部を招待し、14名が参加しました。(海外ゲスト一覧)
1. 国際水道フォーラム(International Water Forum)(11月10日(木)14:00〜17:30)
厚生労働省、Japan-YWPとの共催により、「持続可能な水道事業に向けて−各国における人材育成の取組−」をテーマとした国際水道フォーラムを開催し、約100名の方にご来場いただきました。
今年度は、各国における人材育成の取組について、まず、4ヵ国(タイ、インドネシア、台湾、アメリカ)及びJapan-YWPから発表が行われ、その後、各国招待者から代表1名が登壇し、そこに開催都市の京都市上下水道局も参加してパネル・セッションを行いました。
総括では、今後、人材を確保するためには、水道事業が魅力のある、かつ、誇りの持てる仕事であることを伝えることが必要であり、人材の育成においては、知見のデータベース化や研修等を通じた知識・技術の習得並びに人脈の形成が必要であるとの内容でフォーラムを締めくくりました。
2. 協会連携会議(Water Associations Meeting)(11月10日(木)9:30〜12:10)
各国水道協会の招待者のみの出席による情報交換のための会議として、「ビジョン、ミッション、チャレンジ、プライオリティ」をテーマに開催しました。
3. その他のイベント
上記のイベントのほか、海外招待者の水道展視察や、宇治浄水場(京都府)をはじめとした市内視察を実施しました。