■水道事業体等における国際活動の紹介(平成23年度)
札幌市水道局
【分類】JICA集団研修
【名称】平成23年度 上水道技術者 コース
【概要】
札幌市水道局は、平成5年から国際都市札幌としての役割を果たすとともに、新しい考え方を取り入れながら水道事業を運営していくことが出来る人材の育成のために本研修を行っている。
主催機関:JICA
実施機関:札幌市水道局
実施期間:2011年8月8日〜10月14日
主な実施都市:札幌市
参加機関・人数:
バングラディシュ Chittagong Water Supply and Sewerage Authority, Ministry of Local Government, Rural Development & Cooperatives (3名)
マラウイ Water Supply Services Department, Ministry of Irrigation and Water Development (3名)
モーリシャス Central Water AuthorityMinistry of Energy and Public Utilities (1名)
ネパール Water Supply Operation Department,Kathmandu Upatyaka Khanepani Ltd. (1名)
スワジランド Operations DepartmentSwaziland Water Services CorporationMinistry of Natural Resources and Energy (1名)
タンザニア Water Network Engineer,Zanzibar Water Authority,Ministry of Land, Housing, Water and Energy (1名)
(合計:10名)
実施目的:
研修員が、本邦研修を通じて水道全般に関わる基礎的知識及びその実践方法を学習した上で、自国の課題改善方法を提案する。また、同アクションプランは帰国後実践し、その経過報告を6ヶ月以内にJICAに対して行う。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
水道計画概論
需要予測
配水管の布設計画
管路の維持管理
給配水管工事現場見学
配水管の配管と漏水修理
管網解析(エパネット)
浄水場の総合運転・維持管理
ジャーテスト、浄水処理実習
浄水場の設計
漏水防止対策
漏水探知実習
膜処理施設見学
井戸の掘削技術
水生生物による水質判定
その他
札幌市水道局
【分類】JICA地域別研修
【名称】平成23年度 寒冷地上水道技術 コース
【概要】
札幌市は、北緯43°に位置し、日本で最も北に位置する大都市であり、気象は積雪寒冷を特徴としている。札幌市水道局は、この気象条件下で、氷点下での水処理・水道管の凍結問題等の寒冷地特有の諸問題を克服し、快適な市民生活を支えていくための様々なノウハウを蓄積してきている。札幌市水道局の有する一連の水道技術を慢性的な水不足に悩む寒冷地の途上国の発展に役立てるため、2005年度よりロシア語での寒冷地水道コースを開始した。
主催機関:JICA
実施機関:札幌市水道局
実施期間:2012年1月16日〜2月29日
主な実施都市:札幌市
参加機関・人数:
アルメニア South Regional Branch, Armenian Water and Sewerage, CJSC (2名)
タジキスタンLaboratory on Testing Water Quality, Rural Water Supply Department, Ministry of Melioration and Water Resources (1名)
タジキスタンMultisectoral State Enterprise of Housing Services in Kayrokum City (1名)
タジキスタンState Unitary Enterprise "Khujand Vodokanal" (1名)
タジキスタンDeputy Director, State Enterprise of Housing Services "Khojagii Manziliyu Kommunali" (1名)
(合計:6名)
実施目的:
寒冷地にある発展途上国の水道人材育成。水源・取水施設・浄水施設・配水施設・給水設備などの水道全般に関る基礎知識に加え、寒冷地における水道の計画、設計、施工、運転、維持管理に係わる技術を習得する。研修終了時には、自国の改善方法についてアクションプランを作成する。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
寒冷地向け浄水場等施設の設計
管路の維持管理
寒冷地の給水装置
寒冷地における凍結解氷技術
漏水防止対策
膜処理技術施設見学
水質管理
ジャーテスト等の浄水処理実習
浄水場の総合運転
井戸の掘削技術
オゾン処理施設
問題分析研修
その他
札幌市水道局
【分類】友好都市交流
【名称】平成23年度 札幌市水道局と瀋陽(しんよう)市水務集団有限公司との技術交流
【概要】
札幌市と瀋陽市の友好都市締結十周年を契機として1990年に締結した「友好合作協議書」に基づいて、札幌市水道局と瀋陽市の水務集団(水道事業体)とが隔年で互いの都市を訪問し合うことにより、水道事業に関する情報交換を主とした技術交流を実施している。
主催機関:札幌市
実施機関:札幌市水道局
実施期間:2011年9月10日〜9月14日
主な実施都市:札幌市
参加機関・人数:
瀋陽市 瀋陽(しんよう)市水務集団有限公司 (5名)
(合計:5名)
実施目的:
交流希望テーマとして示された水質処理、管路の維持管理等について、本市からの事業説明や施設案内等での情報提供により、瀋陽市の水道事業運営の技術向上に寄与する。
実施形態:日本国内で講義・見学を実施
実施内容:
浄水場の運転管理
水源・水質の管理・監視
東京都水道局
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成23年度 バンコク上水道整備事業附帯技術支援
【概要】
2008年11月、我が国に対して、浄水場の拡張と配水本管布設を主な目的とした「第八次バンコク上水道整備事業」の有償資金協力が要請された。しかし、本件の案件調査において水損失率の削減により今回施設拡張と同等レベルの効果が得られることが分かり漏水削減が急務であることが示された。また、MWAとの協議で、本有償資金協力をより有効なものとするためには、漏水対策の他にも配水管理、管路設計、浄水処理等の分野についても支援する必要があることが分かった。そこでJICAと協力し、無収水対策については東京都水道局、配水管理は名古屋市上下水道局、浄水・送水は大阪広域水道企業団がそれぞれ担当し技術支援を行うこととなった。平成23年度は、MWAからの要請の基づき、「人材育成」及び「無収水と経営」をテーマにした研修をそれぞれ実施した。
事業名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援(漏水防止技術等)
主催機関:JICA
実施機関:東京都水道局
実施目的:
漏水防止に関する技術向上のため。
業務名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援 -調査団派遣-
派遣期間:2011年7月31日〜8月6日
主な派遣都市:バンコク市
派遣者所属機関・人数:
東京都 東京都水道局 (3名)
(合計:3名)
実施形態:バンコク首都圏で調査・講習を実施
実施内容:
無収水削減計画、無収水管理及び人材育成に係る調査
業務名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援(人材育成) -本邦研修-
実施期間:2011年10月3日〜10月7日
主な実施都市:東京都
参加機関・人数:
タイ Metropolitan Waterworks Authority, MWA (10名)
(合計:10名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
人材育成等に係る講義及びアジア水道事業体人材育成ネットワーク(A1-HRD)等の会議参加
業務名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援(無収水と経営) -本邦研修-
実施期間:2012年1月16日〜1月20日
主な実施都市:東京都
参加機関・人数:
タイ Metropolitan Waterworks Authority, MWA (7名)
(合計:7名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
無収水関連、防災関連及びアウトソーシングに係る説明、ディスカッション
管路工事現場等の視察
東京都水道局
【分類】JICA国別研修
【名称】平成23年度 南アフリカ共和国上水道
【概要】
独立行政法人国際協力機構が実施する南アフリカ国向け研修について、世界でも有数の技術力をもつ水道事業体として担うべき国際貢献の一環として、事前調査への参加、研修プログラムの策定及び研修実施などの協力を行った。
主催機関:JICA
実施機関:東京都水道局
実施期間:2012年2月13日〜2月24日
主な実施都市:東京都
参加機関・人数:
南アフリカ共和国 Moses Kotane Local Manicipality (1名)
南アフリカ共和国 Madibeng Local Manicipality (3名)
南アフリカ共和国 Tlokwe City Council (3名)
(合計:7名)
実施目的:
浄水管理について研修生を受け入れ、研修の実施によって水道技術の能力向上を図る。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
水源施設と水源管理
地下水の利用と管理
運転管理
浄水処理・浄水施設
水源における水質管理、生物・細菌試験
浄水場における水質管理
水質検査
給水栓における水質管理
水源・浄水場における水質事故対応
水質事故対応・依頼試験
電気設備の管理
電気実習
機械設備の管理
機械実習
東京都水道局
【分類】事業体間の交流
【名称】平成23年度 アジア水道事業体人材育成ネットワーク 『A1-HRD』 (第4回会議)
【概要】
アジア諸都市の水道事業体がメンバーとなり、人材育成や研修手法などに関する情報交換を通じて、アジア全体の水道事業のレベルアップに寄与しようとする取組み。
メンバーは、東京都水道局、ソウル市上水道事業本部(韓国)、韓国水資源公社(韓国)、台北自來水事業所(台湾)、台湾自來水公司(台湾)、首都圏水道公社(タイ)、ベトナム建設省第2建設大学校(ベトナム)である。
なお、平成23年度の会議は、1日目をIWA-ASPIREの公開ワークショップとして開催し、90名超の聴講者が集まった。また、2日目は東京都水道局研修・開発センターにおいてミーティングや視察等を行った。
主催機関:東京都水道局
実施機関:東京都水道局
実施期間:2011年10月5日〜10月6日
主な実施都市:東京都
参加機関・人数:
韓国 韓国水資源公社Korea Water Resources Corporation (2名)
台湾 台北自來水事業所Taipei Water Department (3名)
台湾 台湾自來水公司Taiwan Water Corporation (2名)
タイ 首都圏水道公社 Metropolitan Waterworks Authority (10名)
東京都 東京都水道局 (7名)
(合計:24名)
実施目的:
アジア諸都市の水道事業体が人材育成や研修手法などに関する情報交換を通じて、アジア全体の水道事業のレベルアップに寄与する取組み。
実施形態:東京でワークショップ・意見交換・視察を実施
実施内容:
プレゼンテーション
ミーティング
プレゼンに関する質疑応答、意見交換等
視察
横浜市水道局
【分類】事業体の独自研修
【名称】平成23年度 ベトナム国への横浜市水道局技術協力
【概要】
2000〜2003年度JICA技術協力プロジェクトによるベトナム国建設省建設第二学校水道訓練センター設立支援を契機に、2002年度にフエ水道公社(シティネット:アジア太平洋都市間協力ネットワーク会員都市の水道事業)から研修員の受入。2003〜2005年度にフエ水道公社とホーチミン水道公社を対象としたJICAの草の根技術協力事業(地域提案型)を実施。2007・2008年度には、フエ水道公社を対象としたJICA技術協力プロジェクト「ベトナム国中部地区水道事業人材育成プロジェクト」を実施。2009〜2011年度には、フエ水道公社・ホーチミン水道公社・設省建設第二学校水道訓練センターと「水道事業の技術に関する覚書」を締結し、貢献活動を推進している。
事業名称:水道事業の技術に関する覚書
主催機関:横浜市水道局・フエ水道公社・ホーチミン水道公社・ベトナム建設省建設第二学校水道訓練センター
実施機関:横浜市水道局・フエ水道公社・ホーチミン水道公社・ベトナム建設省建設第二学校水道訓練センター
実施目的:
ベトナムの上水道事業の経営改善と本市職員の国際協力活動における問題解決能力向上を図る。
業務名称:人材開発と水道事業経営におけるITの適用に関する現地セミナー発表および横浜での研修内容及び今後の活動テーマの意見交換
実施期間:2011年11月20日〜11月27日
主な実施都市:フエ市・ホーチミン市
参加機関・人数:
横浜市 横浜市水道局 (2名)
フエ市 Thua Thien Hue Construction and Water Supply State One Member Company Limited (多数)
ホーチミン市 Saigon Water Corporation (多数)
ベトナム国建設省 College of Construction No.2, Water Sector Training Center in the South (多数)
その他 ベトナム国内の水道事業体 (多数)
(合計:多数)
実施形態:職員の派遣によるセミナー発表・現地調査を実施
実施内容:
人材育成について
水道事業におけるITの導入
その他
業務名称:本邦研修
実施期間:2011年7月4日〜7月15日
主な実施都市:横浜市
参加機関・人数:
フエ市 Thua Thien Hue Construction and Water Supply State One Member Company Limited (1名)
ホーチミン市 Saigon Water Company, SAWACO (1名)
(合計:2名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学・意見交換等を実施
実施内容:
広報活動
水道料金体系
検針業務
業務指標(PIs)の活用と水道サービスへの反映
人材育成
無収水低減対策・漏水防止対策と漏水探査実習
その他
横浜市水道局
【分類】JICA課題別研修
【名称】平成 23年度 アジア地域上水道事業経営・人材育成セミナー
【概要】
2010年1月に、横浜市と独立行政法人国際協力機構(JICA)共催でアジア地域上水道事業幹部フォーラムを開催。フォローアップとして、横浜市水道局は独立行政法人国際協力機構(JICA)と協力して、水道事業の健全経営のための知識の習得と、お互いの経験やアイデアの共有を図るための研修を実施し、日本のODA等で協力した水道事業体の経営能力向上に貢献している。
主催機関:JICA
実施機関:横浜ウォーター株式会社・横浜市水道局
実施期間:2012年1月21日〜2月1日
主な実施都市:横浜市
参加機関・人数:
バングラデシュ Chittagong Water Supply and Sewertage Authority, CWASA (2名)
バングラデシュ Khulna Water Supply and Sewerage Authority, KWASA (1名)
インド Dhlhi Jal Board, New Dehi (1名)
インド Bangalore Water Supply and Sewerage Board, New Delhi (1名)
インド Uttar Pradesh Jal Nigam, Varanasi (1名)
インド Government of Assam (1名)
ネパール Ministry of Physical Planning and Work (2名)
パキスタン Karachi Water and Sewerage Board (1名)
パキスタン Water Sanitation Agency, Faisalabad (1名)
スリランカ Ministry of Water Supply & Drainage (2名)
スリランカ Norty Western Provincial Council Engineer Department (1名)
(合計:14名)
実施目的:
事業経営を健全化する知識、情報、手法を学び合い、個々の国、事業体での水道事業経営改善に反映する。
実施形態:日本国内で講義・公開パネルディスカッション・見学等を実施
実施内容:
アジア地域上水道事業幹部フォーラムの振返り
水道事業向上への水資源管理
人材育成
持続可能な水道事業経営
顧客サービス改善に向けた取り組み
その他
横浜市水道局
【分類】JICA地域別研修
【名称】平成 23年度 都市上水道技術者養成
【概要】
2008年5月に横浜で開催された第4回アフリカ開発会議を契機に、横浜市水道局は独立行政法人国際協力機構(JICA)と協力して、アフリカ諸国を対象とした水道分野の研修員受入を3か年の予定で実施してきた。2011年10月に横浜市・JICAとの包括連携協定が締結され、より一層強化された協力関係のもと、引き続き3か年の予定で同様の研修を実施し、アフリカの国々の水道を取り巻く環境の向上に貢献している。また、2013年6月に横浜で開催される第5回アフリカ開発会議(TICAD X)に向けて、水道事情の改善等を通じて、アフリカへの支援を進める。
主催機関:JICA
実施機関:横浜ウォーター株式会社・横浜市水道局
実施期間:2011年11月10日〜12月2日
主な実施都市:横浜市
参加機関・人数:
エリトリア Ministry of Land, Water and Environment (2名)
ガーナ Ministry of Local Government and Rural Development (1名)
ガーナ Ghana Water Company Limited (1名)
シエラレオーネ Sierra Leone Water Company, SALWACO (1名)
シエラレオーネ Guma Valley Water Company (1名)
スーダン Kassala State Water Corporation (1名)
タンザニア Zanzibar Water Authority, ZAWA (2名)
(合計:9名)
実施目的:
総合的な視点での水道事業運営の必要性、および同視点に基づく具体的改善方法について、組織内の技術者等関係者へ共有・普及する。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
取水・貯水・導送配水施設視察
水安全計画
水質管理
漏水防止対策と漏水探査実習
浄水処理
水源保全
水利権・水道計画・水需要予測
配水管理
給水装置維持管理
水道メータ管理
その他
横浜市水道局
【分類】友好都市交流
【名称】平成23年度 横浜市・上海(しゃんはい)市の友好交流水道技術研修
【概要】
横浜市と上海市は、1973年の友好都市提携以来、様々な分野で友好交流を促進し、多大な成果をあげている。両市は、引き続き友好交流を発展させるため、2008年10月26日、「横浜上海友好交流事業に係る協定書」に調印し、協定書に基づき横浜市が上海市から水道技術者を受入れるものであり、水道技術一般に関する技術研修を行っている。
主催機関:横浜市水道局
実施機関:横浜市水道局
実施期間:2011年7月4日〜7月15日
主な実施都市:横浜市
参加機関・人数:
上海市 Shanghai Water Company, SWC (1名)
(合計:1名)
実施目的:
上海市水道が抱える問題について、横浜市が実施する課題解決型の研修を通じて、上海市水道事業運営の改善を図る。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学・意見交換等を実施
実施内容:
広報活動
水道料金体系
検針業務
業務指標(PIs)の活用と水道サービスへの反映
人材育成
無収水低減対策・漏水防止対策と漏水探査実習
その他
さいたま市水道局
【分類】事業体の独自研修
【名称】平成23年度 ラオス水道セクター向上セミナー
【概要】
1992年から20年間にわたり継続している技術協力の総括として、また、ラオス水道事業体と日本の水道事業体・水道産業界との連携・協力の第一歩として、ラオス水道事業の向上を目的としたセミナーをラオス国にて開催した。その中で、ラオス水道事業の発展と強化に向け、今後5年間に亘る協力に関する覚書を締結した。
主催機関:さいたま市水道局・ビエンチャン特別市水道局
実施機関:さいたま市水道局・ビエンチャン特別市水道局
実施日:2011年12月26日
実施場所:ビエンチャン特別市
参加機関・人数:
ラオス ビエンチャン特別市水道局
ラオス 公共事業省
ラオス 各県水道局
ラオス JICA ラオス事務所
さいたま市 さいたま市水道局
日本 さいたま市訪問団
日本 下水道グローバルセンター
日本 水道関係日本企業
(合計:97名)
実施目的:
ラオスの水道事業体と日本の水道事業体・水道産業界による連携を含めた、ラオス水道事業の技術力のさらなる向上を目的とする。
実施形態:ビエンチャン特別市でセミナーを実施
実施内容:
水道分野における先進・適正技術の報告
下水道海外プロジェクト等の報告
さいたま市水道局におけるラオスへの技術協力の軌跡
ラオス水道の現状と課題
JICAの水道分野の方向性
さいたま市水道局及びビエンチャン特別市水道局における水道分野の強化に向けた強力に関する覚書の締結
さいたま市水道局
【分類】事業体の独自研修
【名称】平成23年度 さいたま市・首都ビエンチャン水道局友好プログラム
【概要】
2006年度から2008年度おいて実施したJICAの草の根技術協力事業(地域提案型)の総括を目的としたファイナルセミナーをラオス国において実施した際、首都ビエンチャン水道局より技術協力及び友好関係を継続することを目的として、今後の水道局を担う中堅職員の交流研修を行うプログラムの要請がなされた。この要請に基づき、2009年度にさいたま市水道局と首都ビエンチャン水道局との間で2010年度から2011年度の2ヵ年に亘るプログラムの実施を締結した。今回はその2ヵ年目である。
主催機関:さいたま市水道局・首都ビエンチャン水道局
実施機関:さいたま市水道局・首都ビエンチャン水道局
派遣期間:<さいたま市>
2011年9月26日〜11月12日
<ビエンチャン市>
2011年12月5日〜12月28日
主な派遣都市:さいたま市・ラオス国ビエンチャン市
派遣者所属機関・人数:
さいたま市 さいたま市水道局 (2名)
ビエンチャン市 Vientiane Capital City Waterworks (2名)
(合計:4名)
実施目的:
双方の中堅職員の職務遂行能力の向上
実施形態:双方2名ずつ相手国に派遣し、事務・技術研修及び関連施設の見学等を実施
実施内容:
〈さいたま市〉
老朽管更新計画
マッピングシステム
検針〜収納業務の流れ
その他
〈ビエンチャン特別市〉
施設視察
ラオス国研修生が作成した改善計画の実施状況調査及びフォローアップ
その他
名古屋市上下水道局
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成23年度 バンコク上水道整備事業附帯技術支援
【概要】
水需要が増大し続けるタイ・バンコク首都圏に対して、有償資金協力第8次バンコク上水道整備事業が採択されたが、当該事業の実施については漏水率を削減するなどの条件が付され、漏水防止対策については東京都水道局、浄水場の運転管理については大阪広域水道企業団、配水管網整備については名古屋市上下水道局が附帯された技術支援を行うこととされた。
事業名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援 -専門家派遣-
主催機関:JICA
実施機関:名古屋市上下水道局
実施目的:配水管網整備に関する技術向上のため。
業務名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援 -調査団派遣-
派遣期間:2011年7月31日〜8月7日
主な派遣都市:バンコク市
派遣者所属機関・人数:
名古屋市 名古屋市上下水道局 (2名)
(合計:2名)
実施形態:バンコク首都圏で調査・講習を実施
実施内容:配水管網整備状況の調査
業務名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援 -本邦研修-
実施期間:2011年10月4日〜11月2日
主な実施都市:名古屋市
参加機関・人数:
タイ Metropolitan Waterworks Authority, MWA (8名)
(合計:8名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:配水管網整備に関する技術・ノウハウ等の研修
名古屋市上下水道局
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成23年度 インドネシア・南スラウェシ州マミナサタ広域都市圏上水道サービス改善プロジェクト
【概要】
2009年度から開始された「JICAインドネシア・南スラウェシ州マミナサタ広域都市圏上水道サービス改善プロジェクト」により、現在、岡山市水道局、鞄水コン、潟Rーエイ総合研究所と共同で、官民連携の水道事業全般の技術、技能等についての技術協力を行っている。
事業名称:JICAインドネシア・南スラウェシ州マミナサタ広域都市圏上水道サービス改善プロジェクト
主催機関:JICA
実施機関:名古屋市上下水道局
実施目的:水道技術全般の向上を図る。
業務名称:マミナサタ広域都市圏への終了時評価調査
実施期間:2011年11月16日〜27日
主な実施都市:マミナサタ広域都市圏
参加機関・人数:
名古屋市 名古屋市上下水道局 (1名)
(合計:1名)
実施形態:資料分析、面接等
実施内容:マミナサタ広域都市圏での技術協力の成果についての調査
業務名称:マミナサタ広域都市圏への技術協力 -本邦研修-
実施期間:2011年5月27日〜6月3日
主な実施都市:名古屋市
参加機関・人数:
インドネシア Ministry of public works (1名)
インドネシア Government of south Sulawesi province (4名)
(合計:5名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学、意見交換等を実施
実施内容:日本の水道事業のマネージメントに関する技術指導
配水ブロックの運用管理
その他
名古屋市上下水道局
【分類】JICA集団研修
【名称】平成23年度 上水道無収水量管理対策 (漏水防止対策)
【概要】
本研修は平成23年度で16年目を迎え、これまでにアジア・アフリカ・南米から164名の研修員を受け入れている。こうした国々では特に、無収水量の割合は高く、30パーセントから50パーセント近くを占めていることから、いかにこの無収水率を削減するかが共通の課題となっている。この課題解決のため、水道の維持管理に従事する技術系行政官を対象として主に漏水防止対策の計画・設計・維持管理の各段階の技術、技能の向上に寄与している。
主催機関:JICA
実施機関:名古屋市上下水道局
実施期間:2011年11月4日〜12月16日
主な実施都市:名古屋市
参加機関・人数:
ボリビア Cooperativa de Servicios Publicos Santa Cruz Ltda, SAGUAPAC (1名)
ボリビア Municipal Service of Water Supply and Sewerage Cochabamba, SEMAPA (1名)
ブラジル Cia de Saneamento do Parana, SANEPAR (1名)
ブラジル Cia de Saneamento Basico do Estado de Sao Paulo, SABESP (1名)
エジプト Holding Company for Water and Wastewater (1名)
インドネシア Ministry of Public Works (2名)
ケニア Kilifi Mariakani Water and Sewerage Company (1名)
マレーシア National Water Services Commission (1名)
ミャンマー Yangon City Development Committee, Y.C.D.C (1名)
ルワンダ Energy Water and sanitation Authority, EWSA (1名)
タンザニア Zanzibar Water Authority, ZAWA (1名)
ザンビア Westen Water and Sewerage Company (1名)
ザンビア Kafubu Water and Sewerage Company (1名)
(合計:14名)
実施目的:
上水道維持管理に関する日本の取り組みと仕組みを習得するとともに、それを自国に適応できる能力を習得し、各研修員の業務に適応できる。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:計画段階における漏水防止対策
設計段階における漏水防止対策
施工・維持管理段階における漏水防止対策
配管接合、不断水による分水栓穿孔、給水装置組立実習
各種探知機による漏水探知実習
ポンプの分解、組立、芯出し実習
浄水場等施設見学
管種、メータ、バルブ等メーカー見学
その他
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大阪市水道局
【分類】JICA集団研修
【名称】平成23年度 都市上水道維持管理
【概要】
1994年度から、既存の都市上水道施設の有効利用により途上国の都市部における安全な飲料水の安定した給水の実現に貢献。2011年度を合わせて55ヵ国148名が修了している。
主催機関:JICA
実施機関:大阪市水道局
実施期間:2011年6月13日〜7月29日
主な実施都市:大阪市
参加機関・人数:
バングラデシュ Khulna Water Supply and Sewerage Authority (1名)
ボリビア Public company for Water and Sanitation Corporation (1名)
カンボジア Sihanouk Province Water Supply (1名)
カンボジア Battambang Water Supply (1名)
コンゴ民主共和国 REGIDESO (2名)
フィジー Water Authority of Fiji (1名)
パキスタン Capital Development Authority (1名)
フィリピン Metropolitan Cebu Water District (1名)
トルコ Ankara Water & Sewerage Administration (1名)
ザンビア Kafubu Water and Sewerage Company LTD. (1名)
(合計:11名)
実施目的:
日本の水道事業の概要理解を通じ、都市上水道の維持管理に指導的役割を果たす技術者を養成する。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
浄水処理
浄水施設の運転管理・維持管理
水質管理
電気・機械設備の維持管理
管路の維持管理
給水装置の維持管理
各種配管維持管理作業実習
漏水調査実習
漏水修繕実習
浄水処理施設見学
水道記念館見学
水道資機材製造工場見学
大阪市水道局
【分類】事業体の独自研修
【名称】平成23年度 ホーチミン市水道総公社との技術交流
【概要】
2009年12月9日に締結されたベトナム国・ホーチミン市水道総公社(Saigon Water Corporation 「SAWACO」)との技術交流に関する覚書に基づき、水道技術者の受け入れ、水道技術等の専門分野の研修講義や施設見学等を通じてホーチミン市水道の課題解決に向けた技術交流を行う。
主催機関:大阪市水道局・ホーチミン市水道総公社
実施機関:大阪市水道局・ホーチミン市水道総公社
実施期間:2011年9月27日〜2011年9月30日
主な実施都市:大阪市
参加機関・人数:
ホーチミン市 Saigon Water Corporation (2名)
(合計:2名)
実施目的:
相互に技術情報や意見の交換を行うことにより、双方水道事業の持続性に貢献する。
実施形態:大阪市において人材育成について、研修講義や施設見学並びに意見交換を実施
実施内容:
双方の水道事業の概要説明
人材育成手法についてのプレゼンテーションおよびディスカッション
研修施設の視察
その他
大阪広域水道企業団
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成23年度 バンコク上水道整備事業附帯技術支援
【概要】
2008年11月、我が国に対して、浄水場の拡張と配水本管布設を主な目的とした「第八次バンコク上水道整備事業」の有償資金協力が要請された。しかし、本件の案件調査において水損失率の削減により今回施設拡張と同等レベルの効果が得られることが分かり、漏水削減が急務であることが示された。また、MWAとの協議で、本有償資金協力をより有効なものとするためには、漏水対策の他にも配水管理、管路設計、浄水処理等の分野についても支援する必要があることが分かった。そこでJICAと協力し、無収水対策については東京都水道局、配水管理は名古屋市上下水道局、浄水・送水は大阪広域水道企業団がそれぞれ担当し、技術支援を行うこととなった。
事業名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援(浄水・送水技術)
主催機関:JICA
実施機関:大阪広域水道企業団
実施目的:浄水処理・送水管理・水質管理に関する技術向上のため
業務名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援 -調査団派遣-
派遣期間:2011年7月31日〜8月6日
主な派遣都市:バンコク市
派遣者所属機関・人数:
大阪広域水道企業団 (2名)
(合計:2名)
実施形態:バンコク首都圏で調査・意見交換を実施
実施内容:浄水処理、送水管理、水質管理状況の調査
業務名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援 -調査団派遣-
派遣期間:2012年2月19日〜2月25日
主な派遣都市:バンコク市
派遣者所属機関・人数:
大阪広域水道企業団 (2名)
(合計:2名)
実施形態:バンコク首都圏で調査・意見交換を実施
実施内容:浄水処理・水質監視の危機管理に関する技術支援
業務名称:バンコク上水道整備事業附帯技術支援 -本邦研修-
実施期間:2011年9月26日〜10月20日
主な実施都市:大阪府
参加機関・人数:
タイ Metropolitan Waterworks Authority, MWA (10名)
(合計:10名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:浄水処理、送水管理、水質管理に関する技術・ノウハウ等の研修
大阪広域水道企業団
【分類】JICA緊急援助
【名称】タイ・洪水被害に対する国際緊急援助隊専門家チーム
【概要】
大阪広域水道企業団は、タイ王国における大規模な洪水の発生に伴い、厚生労働省を通じたJICAからの依頼に基づき、国際緊急援助隊専門家チームとして職員を派遣した。
事業名称:タイ・洪水被害に対する国際緊急援助隊専門家チーム
主催機関:JICA
実施機関:大阪広域水道企業団
実施目的:洪水時の浄水場の運転・維持管理に関する水質面等からの指導・助言・提言の実施
業務名称:タイ・洪水被害に対する国際緊急援助隊専門家派遣 (第1陣)
派遣期間:2011年10月26日〜11月8日
主な派遣都市:バンコク
派遣者所属機関・人数:
大阪広域水道企業団 (2名)
(合計:2名)
実施形態:タイ バンコク市内で洪水の緊急援助を実施
実施内容:MWA(タイ王国首都圏水道公社)の浄水場等の視察
水質管理・浄水処理に関する技術的助言
日本大使館や在留邦人等への情報発信
業務名称:タイ・洪水被害に対する国際緊急援助隊専門家派遣 (第2陣)
派遣期間:2011年11月6日〜11月19日
主な派遣都市:バンコク
派遣者所属機関・人数:
大阪広域水道企業団 (2名)
(合計:2名)
実施形態:タイ バンコク市内で洪水の緊急援助を実施
実施内容:MWA(タイ王国首都圏水道公社)の浄水場等の視察
水質管理・浄水処理に関する技術的助言
日本大使館や在留邦人等への情報発信
広島市水道局
【分類】JICA国別研修
【名称】平成23年度 イラク漏水対策・配水管網整備
【概要】
平成15年度から独立行政法人国際協力機構中国国際センター(JICA中国)と協力し、中東地域の上水道事業部門に携わる技術者を対象に、上水道の設計・維持管理に関する研修を実施し、中東地域の上水道の状況改善に貢献してきた。
平成23年度は、イラク国の設計・維持管理などの実務に携わる技術者を対象に、漏水防止対策や配水管網整備などについての研修を実施した。
主催機関:JICA
実施機関:広島市水道局
実施期間:2011年11月7日〜11月18日
主な実施都市:広島市
参加機関・人数:
イラク Ninevah Water Directorate, General Water Directorate, Ministry of Municipalities and Public Works (1名)
イラク Diyala Water Directorate, Ministry of Municipalities and Public Works (1名)
イラク Najaf Water Directorate, Ministry of Municipalities and Public Works (1名)
イラク Thigar Water Directorate, Jibaish Water Center (1名)
イラク Sulaymaniyah Water Directorate, Ministry of Municipalities and Public Works (1名)
イラク Dohuk Water Directorate, Ministry of Municipalities and Public Works (1名)
(合計:6名)
実施目的:
本市の上水道施設の維持管理の現状及び技術を理解してもらうことにより、イラク国の上水道の設計・維持管理の状況改善に貢献する。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
ジョブレポート発表
総論
漏水防止
配水管網整備
その他
下関市上下水道局
【分類】姉妹都市交流
【名称】平成23年度 青島(ちんたお)市海潤自来水集団有限公司との技術職員相互派遣研修
【概要】
2000年6月に第1回技術職員相互派遣を実施し、2011年度で第12回目となる。今まで24名の技術職員を受け入れ、水道技術の向上、友好都市としての親善交流に貢献している。
主催機関:下関市・中国青島市
実施機関:下関市・中国青島市
実施期間:2011年10月26日〜11月9日
主な実施都市:下関市・中国青島市
参加機関・人数:
下関市 下関市上下水道局 (2名)
青島市 青島市海潤自来水集団有限公司 (2名)
(合計:4名)
実施目的:
青島市と下関市の水道職員の相互派遣を行い、水道事業が直面している様々な問題や共通する課題に取り組み、両市の水道技術の向上と、姉妹都市としての友好関係をより充実させることを目的とする。
実施形態:双方2名ずつ相手国に派遣し技術研修を実施
実施内容:
〈下関市〉
水道施設の計画・設計
給配水管の維持管理
浄水施設の維持管理
水質管理
その他
〈青島市〉
技術面を中心とした研修
北九州市水道局
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成23年度 カンボジアへの技術協力
【概要】
1999年度からJICA専門家派遣等によりプノンペン市水道公社の運転・維持管理技術の向上に貢献。2003年度からはJICA技術協力プロジェクトによりプノンペン水道公社の人材育成にも貢献。
現在は、プノンペン水道公社に対しての一連の成果を地方の8都市へ拡大するJICAプロジェクトに参画している。
事業名称:カンボジア国水道事業人材育成プロジェクト(フェーズ2)
主催機関:JICA
実施機関:北九州市水道局
実施目的:
カンボジア国主要8都市において、配水管理能力の向上、浄水場の適正な運転・維持管理能力の向上、水質管理能力の向上を目的として人材育成を図る。
業務名称:カンボジア国水道事業人材育成プロジェクト(フェーズ2) -専門家派遣-
派遣期間:2011年4月1日〜2012年3月31日
主な派遣都市:シェムリアップ市、シハヌークビル市、バッタンバン市、プルサット市、
コンポンチャム市、カンポット市、コンポントム市、スバイリエン市
派遣者所属機関・人数:
北九州市 北九州市水道局 チーフアドバイザー (1名)
北九州市 北九州市水道局 浄水場運転指導 (2名)
北九州市 北九州市水道局 水質分析指導 (2名)
北九州市 北九州市水道局 管路布設指導 (2名)
参加機関・人数:
カンボジア Department of Potable Water Supply, Ministry of Industry, Mines and Energy (多数)
シェムリアップ市 Siem Reap Water Supply Authority (多数)
シハヌークビル市 Shianoukville Water Supply (多数)
バッタンバン市 Battambang Water Supply (多数)
プルサット市 Pursat Water Supply (多数)
コノポンチャム市 Kampong Cham Water Supply (多数)
カンポット市 Kampot Water Supply (多数)
コンポントム市 Kampong Thom Water Supply (多数)
スバイリエン市 Svay Rieng Water Supply (多数)
(合計:多数)
実施形態:専門家を相手国に派遣
実施内容:浄水場運転技術
水質分析
管路布設
その他
北九州市水道局
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成23年度 ベトナム ハイフォン市への技術協力
-草の根技術協力「有機物に対する浄水処理向上プログラム」-
【概要】
北九州市とベトナム ハイフォン市が友好交流提携関係にあることから、2010年度からハイフォン市水道公社への技術協力を開始し、これまでJICAやCLAIR事業を活用して浄水処理技術の向上などに貢献。
主催機関:JICA
実施機関:北九州市水道局
派遣期間:2011年6月14日〜2011年6月28日
主な派遣都市:ハイフォン市
派遣者所属機関・人数:
北九州市 北九州市水道局 有機物処理技術指導 (1名)
北九州市 北九州市水道局 水質分析指導 (1名)
参加機関・人数:
ハイフォン市 Haiphong Water Supply One Member Company Limited. (多数)
(合計:多数)
実施目的:
ベトナム ハイフォン市の浄水場において、水質悪化の進んだ水道原水に対する有機物対策の向上を目的として、実証実験を実施するとともに、人材育成を図る。
実施形態:専門家を相手国に派遣
実施内容:
有機物処理技術
水質分析
その他
北九州市水道局
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成23年度 草の根技術協力「大連周辺都市水道技術人材育成事業」 -専門家派遣-
【概要】
北九州市と中国・大連市が友好都市関係にあることから、2001年から大連市水道公社への技術協力を開始し、これまで、JICAやCLAIR事業を活用して漏水防止や水質向上などに貢献。
2008年度からは、(財)北九州上下水道協会とも連携し、大連市の周辺都市(3市、1県、1特別区)への技術協力に拡大し実施している。
主催機関:JICA
実施機関:北九州市水道局、一般財団法人北九州上下水道協会
派遣期間:2011年9月5日〜9月29日
主な派遣都市:大連市
派遣者所属機関・人数:
北九州市 北九州市水道局 漏水防止指導 (1名)
北九州市 北九州市水道局 浄水場運転管理指導 (1名)
北九州市 一般財団法人北九州上下水道協会 コースリーダー・漏水防止指導 (1名)
北九州市 一般財団法人北九州上下水道協会 浄水場運転管理指導 (1名)
北九州市 一般財団法人北九州上下水道協会 水質管理指導 (1名)
参加機関・人数:
大連市 大連市自来水集団有限公司 (多数)
大連市経済技術開発区 大連市経済技術開発区自来水有限公司 (多数)
瓦房店市 瓦房店市自来水有限公司 (多数)
普蘭店市 普蘭店市自来水有限公司 (多数)
(合計:多数)
実施目的:
大連市自来水集団有限公司を主体とし、大連の周辺都市に対して、北九州市が協力しながら技術協力を行い、周辺都市の水道技術の向上を図る。
実施形態:専門家を相手国に派遣
実施内容:
漏水防止、浄水場運転管理、水質管理
北九州市水道部
【分類】CLAIRと事業体による複合的協力
【名称】平成23年度 ベトナム ハイフォン市への技術協力 -自治体職員交流事業-
【概要】
北九州市とベトナム ハイフォン市が友好交流提携関係にあることから、2010年度からハイフォン市水道公社への技術協力を開始し、これまでJICAやCLAIR事業を活用して浄水処理技術の向上などに貢献。
主催機関:(自治体国際化協会)CLAIR
実施機関:北九州市水道局
実施期間:2011年7月7日〜2011年12月3日
主な実施都市:ハイフォン市
参加機関・人数:
ハイフォン市 Haiphong Water Supply One Member Company Limited. (1名)
(合計:1名)
実施目的:
ベトナム ハイフォン市の浄水場において、水質悪化の進んだ水道原水に対する有機物対策の向上を目的として、人材育成を図る。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
有機物処理技術
水質分析
その他水道事業全般
北九州市水道局
【分類】友好都市交流
【名称】平成23年度 中国国内技術協力のための大連(だいれん)水道人材育成 「特設研修」
【概要】
北九州市と中国・大連市が友好都市関係にあることから、2001年から大連市水道公社への技術協力を開始し、これまで、JICAやCLAIR事業を活用して漏水防止や水質向上などに貢献。
2008年度からは、(財)北九州上下水道協会とも連携し、大連市の周辺都市(3市、1県、1特別区)への技術協力に拡大し実施している。
主催機関:北九州市水道局、一般財団法人北九州上下水道協会、大連市自来水集団有限公司
実施機関:北九州市水道局、一般財団法人北九州上下水道協会
実施期間:2011年10月12日〜12月2日
主な実施都市:北九州市
参加機関・人数:
大連市 大連市自来水集団有限公司 (2名)
(合計:2名)
実施目的:
大連の周辺都市に対し技術協力を行うためのリーダ的人材を育成する。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学を実施
実施内容:
浄水場運転管理、水質管理
長崎市上下水道局
【分類】友好都市交流
【名称】平成23年度 福州(ふくしゅう)市水道技術交流
【概要】
1980年、福州市と友好都市提携。これに伴い、友好都市事業の一環として、1991年度より、両市相互の水道事業の活性化に繋がる技術向上など幅広い交流を目的に、交互に視察団を派遣し、意見交換、現場視察などを行い、友好関係を深めている。なお、2008年度は四川大地震等で日程の調整がつかず、実施を見送ったが2009年度から再開。そして、平成2011年度は両市の水道技術交流20周年と長崎市近代創設120周年を記念して、イベントを執り行った。
主催機関:長崎市・福州市
実施機関:長崎市上下水道局・福州市自来水有限公司
実施期間:2011年10月3日〜10月6日
主な実施都市:長崎市
参加機関・人数:
福州市 福州市自来水有限公司 (2名)
福州市 福州市自来水二次供水有限公司(1名)
福州市 福州市人民政府外事僑務弁公室(1名)
(合計:4名)
実施目的:
長崎市と福州市の友好都市事業の一環として、水道技術の習得、関係施設の視察を行うことで、両市相互の水道事業の活性化に繋がる幅広い交流を目的とする。
実施形態:日本国内で意見交換・見学を実施
実施内容:
福州市、長崎市の水道技術交流20周年に伴う記念イベント
長崎市の水道事業概要
浄水場の日常管理、水源水質の常時監視体制
給・配水施設の維持管理
漏水防止対策
水道水に関する基準
アオコ対策
ダム、浄水場、配水池、ポンプ場、配水槽、減圧槽等の施設見学
沖縄県企業局
【分類】JICA地域別研修
【名称】平成23年度 島嶼における水資源保全管理
【概要】
太平洋の島嶼地域に対する効果的な水道システムの技術移転を通じた国際交流・国際協力を目的として、県内市町村等水道事業関係機関及びJICA沖縄との連携のもと、水道事業に関する海外研修員受入事業を実施している。
主催機関:JICA
実施機関:沖縄県企業局
実施期間:2011年7月19日〜9月2日
主な実施都市:沖縄県
参加機関・人数:
クック諸島 Ministry of Infrastructure and Planning
Waterworks Division (1名)
フィジー Ministry of Works, Transport and Public Utilities,
Department of Water and Sewerage (1名)
フィジー Water Authority of Fiji,
Rural and Outer Island Division (1名)
マーシャル諸島 Environmental Protection Authority,
Water Quality Laboratory (1名)
ナウル Nauru Utilities Corporation,
Water Resource Department (1名)
ニウエ Public Works,
Water Supply Division (1名)
サモア Samoa Water Authority,
Operation Division (1名)
サモア Samoa Water Authority,
Rural Operations Division (1名)
サモア Ministry of Natural Resources & Environment,
Water Resource Division (1名)
ソロモン Ministry of Mines, Energy and Rural Electrification,
Water Resources Division (1名)
ソロモン Solomon Islands Water Authority,
Operation Division (1名)
トンガ Tonga Water Board,
Engineering Division (1名)
トンガ Ministry of Lands, Survey & Natural Resources,
Geology Unit (1名)
(合計:12名)
実施目的:
研修参加国の水道事業体等の職員において、島嶼地域に適応性の高い水道システムについて養成され、研修成果の業務改善策(アクションプラン)が所属組織に提言されることで当該国の業務改善を図る。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
水源施設視察
水源保全・水源開発講義
浄水施設視察・実習
漏水・未収金対策講義
漏水調査・修繕実習
水質管理
水道施設整備計画
その他
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宮古島市上下水道部
【分類】JICAと事業体による複合的協力
【名称】平成23年度 サモア水道事業運営(宮古島モデル)支援事業
【概要】
2010年度から2012年度までJICAの草の根技術協力事業(地域提案型)として実施。サモア水道公社 (Samoa Water Authority, SWA) を対象に、生物浄化法(緩速濾過法)の適切な管理技術指導、漏水対策技術指導等を行っている。そのためにSWAの管理職及び技術職を対象とした日本国内での研修のほか、日本からサモアへ専門家を派遣した技術指導を実施している。
事業名称:サモア水道事業運営(宮古島モデル)支援事業
主催機関:JICA
実施機関:宮古島市上下水道部
実施目的:
宮古島市及び沖縄県内の水道事業における生物浄化(緩速濾過)システムの基本原理および維持管理技術、漏水対策、料金徴収システムを、研修対象者に学んでもらうことで、水道事業に係る技術習得及び経営ノウハウの向上を図る。
業務名称:本邦研修
実施期間:2011年7月19日〜9月2日(技術職員対象)/2011年7月28日〜8月19日(管理職対象)
主な実施都市:宮古島市、石垣市、沖縄市
参加機関・人数:
サモア Samoa Water Authority (3名)
(合計:3名)
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:生物浄化法(緩速濾過)システムの技術指導・講義
濾過砂掻き取り実習(ノウハウの習得)
漏水探知・漏水修理
マッピング
浄水施設の維持管理(実習含む)
その他
業務名称:専門家派遣 -漏水対策・マッピング指導-
派遣期間:2011年11月5日〜11月28日/2012年2月4日〜2月19日(浄水場管理運営指導)
主な派遣都市:サモア独立国アピア地区
派遣者所属機関・人数:
宮古島市 宮古島市上下水道部 (4名)
名護市、フジ地中情報(株) (各1名)
(合計:6名)
実施形態:専門家の派遣による現状確認、技術指導
実施内容:管路図面作成のための現地踏査及び作図指導
漏水探知技術指導
水源地現況調査
業務名称:専門家派遣 -浄水場管理運営指導-
派遣期間:2012年2月4日〜2月19日
主な派遣都市:サモア独立国アピア地区
派遣者所属機関・人数:
宮古島市 宮古島市上下水道部 (2名)
信州大学、NPO法人地域水道支援センター (各1名)
(合計:4名)
実施形態:専門家の派遣による現状確認、技術指導
実施内容:雨季の濁水現況調査・基礎水質分析
生物浄化法(緩速濾過法)による浄水場の適正管理指導(濁水対策、補砂、推移・流量管理)
社団法人 日本水道協会
【分類】JICA 集団研修
【名称】平成23年度 上水道施設技術
【概要】
本研修は発展途上国の中堅水道技術者を対象に行う技術研修で、長年に渡り行われており、今年度で44回目を迎える。今まで約90の国と地域から研修員を受け入れ、のべ研修員数は556名になる。
本研修は実務的な研修を目指し、見学、演習等を多く取り入れ、研修員が日本の技術を直接見て体験できるプログラムを多く取り入れている。
主催機関:JICA
実施機関:社団法人 日本水道協会
実施期間:2010年5月16日〜7月26日
主な実施都市:東京都
参加機関・人数:
エジプト Holding Company for Water and Wastewater, HCWW (1名)
エリトリア Asmara Water Supply & Sanitation Department (1名)
エチオピア Addis Ababa Water & Sewerage Authority (1名)
ラオス Water Supply Regulatory Office, Head of Technical Regulatory (1名)
マラウイ Technical Services Department, Center Region Water Board (1名)
モンゴル Water Supply and Sewerage System of Darkhan City, Department of Techniques and Service (1名)
ミャンマー Mandalay City Development Committee (1名)
ネパール Department of Water Supply and Sewerage (1名)
フィリピン Metropolitan Cebu Water District (1名)
(合計:9名)
実施目的:
水道建設計画の策定技能の習得を中心に、水道施設や水道事業の運営に指導的役割を果たす技術者を養成する。
実施形態:日本国内で講義・実習・見学等を実施
実施内容:
取水・貯水・導送配水施設
ジャーテスト
漏水防止対策
水道基本計画演習
水道資機材製造工場見学
耐震工法と震災対策
地下水技術
膜処理技術
水需要予測と管路の水理学
その他
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