令和3年度 日本水道協会全国会議(オンライン開催)

ご挨拶

公益社団法人日本水道協会
 理事長 吉田 永

公益社団法人日本水道協会 理事長 吉田 永

 この度、令和3年度日本水道協会全国会議をオンラインにて開催することといたしました。

 この全国会議は、産官学の垣根を越え全国の水道関係者が一堂に会し、水道が直面する諸課題の解決に向けて「総会」「水道研究発表会」「シンポジウム」「展示会」などを行う、水道界最大の会議であり、毎年度、全国7地方支部の持ち回りにより、全国各地で開催しております。
 本年度は12月1日から3日までの日程により、仙台市において開催する予定としておりましたが、現下のコロナ禍を取り巻く状況を踏まえ、水道事業を担う会員の皆さまの安全を最優先に考えた結果、やむを得ず、オンライン開催に開催方式を変更することといたしました。
 会員並びに関係者の皆さまのご理解を賜りたく存じます。 

 本サイトでは、仙台市の全国会議で開催する予定であった各種イベントをオンライン上にて再現することで、皆さまに、さながら仙台市での全国会議に参加したようなイメージをお持ちいただけるよう、工夫を凝らしました。
 サイトの公開期間は、令和4年3月末までを予定しておりますので(水道研究発表会は令和4年2月中の開催)、皆さまにおかれましては、お時間の許す際に各種コンテンツをご覧いただき、水道の諸課題とそれらの解決方策を共有する機会に繋げていただくとともに、更なる水道界の活性化にお力添えを賜れましたら幸いに存じます。

 結びに、この場をお借りして、オンライン開催に際し多大なるご協力をいただきました仙台市水道局並びに東北地方支部の皆さま、また、関係者各位に対し、心より御礼を申し上げます。

令和3年11月1日

仙台市長 郡 和子

仙台市長 郡 和子

 日本水道協会全国会議の仙台開催は、当初は令和2年度の予定であり、本市水道局では平成30年度から組織的なプロジェクトチームを立ち上げ、様々な企画を検討してまいりました。
 新型コロナウイルス感染症の流行により令和3年度への延期が決まった後も、全国の皆様に安心して会議にご参加いただけるよう、感染予防策の徹底を新たな視点に加え、開催準備を進めてきたところです。

 今年は東日本大震災から10年を迎えた節目の年でもあり、復興が進んだ東北の姿を皆様にご覧いただくと共に、これまでのご支援に対する感謝をお伝えできる絶好の機会ととらえておりましたが、仙台での参集開催が叶わず、大変残念に思っております。
 一方で、今回は新たな試みとしてオンラインによる開催に至り、「仙台市・東北地方支部から皆様へ」と題した特設ページを設けて頂きました。吉田理事長様をはじめ、関係者の皆様に深く感謝を申し上げます。

 この特設ページでは、仙台の会場でご紹介する予定であった本市の魅力や水道局の各種事業、また東日本大震災からの復興に向けた東北地方支部内の取り組みについて、動画や写真を交えて発信してまいります。
 会員の皆様方におかれましては、各種イベントはもちろんのこと、本市の特設ページもぜひご覧いただき、画面上で少しでも仙台を体感していただければ幸いでございます。
 また、このコロナ禍を乗り越え、以前の様な社会生活を取り戻すことができた暁には、ぜひ仙台に足をお運びいただき、本市の持つ多様な魅力を体感いただければと考えております。

 結びに、この全国会議オンライン開催の成功と、日本水道協会のますますのご発展、並びに会員の皆様のさらなるご活躍を祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

令和3年11月1日